研究課題/領域番号 |
19H01570
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
金井 雅之 専修大学, 人間科学部, 教授 (60333944)
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研究分担者 |
山田 昌弘 中央大学, 文学部, 教授 (90191337)
大矢根 淳 専修大学, 人間科学部, 教授 (80281319)
嶋根 克己 専修大学, 人間科学部, 教授 (20235633)
飯沼 健子 専修大学, 経済学部, 教授 (70384667)
佐藤 嘉倫 京都先端科学大学, 人文学部, 教授 (90196288)
小林 盾 成蹊大学, 文学部, 教授 (90407601)
ホメリヒ カローラ 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (60770302)
大崎 裕子 立教大学, 社会学部, 特任准教授 (10825897)
矢崎 慶太郎 専修大学, 人間科学部, 兼任講師 (40838033)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | ウェルビーイング / 幸福 / 社会関係資本 / ライフコース / 混合研究法 |
研究開始時の研究の概要 |
日本を含めたアジアにおいて、どのような社会的条件のもとで人びとは幸せと感じるのかを明らかにする。欧米諸国と比べてアジア諸国では、家族・親族、地域、宗教集団などの絆が強いのが特徴とされており、これまでの人生の中でどのくらいこうした人間関係に恵まれてきたかが幸福感に影響を与えると予想される。日本・韓国・台湾・モンゴル・タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナムの研究者が協力し、各国で一般の人びとを対象とした詳しいインタビュー調査をおこない、アジアに共通する幸福の条件と、国ごとの細かい違いを調べる。
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研究成果の概要 |
日本を含むアジアの8つの国・地域において、人生におけるどのような出来事や家族など他者とのかかわりが人びとの幸福度に影響を与えるかを、インタビュー調査による国際共同研究によって比較した。幸福/不幸と人生におけるその変化の原因として最も重要なのは、結婚、子育て、介護など、家族とのかかわりであった。また、同じアジアでも、イエの継承やジェンダー役割の重要性は、社会ごとに異なることも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幸福にかんする国際比較可能なアンケート調査のデータはすでに存在するが、インタビュー調査のデータはほとんど存在しなかった。この研究でおこなったインタビュー調査のデータは、将来研究者向けに公開する予定である。また、東南アジアやモンゴルを含む地域のデータも希少である。アジアにおいて家族とのかかわりが幸福に大きな影響を与えていることは、少子高齢化が急速に進行するこれからの時代に国家が何をするべきかを検討するための前提となるだろう。
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