研究課題/領域番号 |
19H01589
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
室田 信一 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (00632853)
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研究分担者 |
石神 圭子 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (20640866)
津富 宏 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (50347382)
篠田 徹 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (60196392)
藤井 敦史 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (60292190)
藤井 博志 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (60336815)
小田川 華子 東京都立大学, 人文科学研究科, 客員研究員 (60424991)
渡辺 裕一 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (70412921)
山崎 憲 明治大学, 経営学部, 専任准教授 (80885301)
竹端 寛 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90410381)
清水 潤子 武蔵野大学, 人間科学部, 助教 (90914606)
林 大介 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (60708379)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | コミュニティ・オーガナイジング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では理論研究を通して、①コミュニティ・オーガナイジング研究のための枠組みを示し、実証研究を通して、②日本国内におけるコミュニティ・オーガナイジングの実態を明らかにし、海外の養成プログラム調査を通して、③環太平洋圏域におけるコミュニティ・オーガナイジング養成の拡散と日本における養成プログラムのあり方を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では4年間で20回を超える研究会を開催し、コミュニティ・オーガナイジングに関わる研究者や実践者と共に、理論的な整理と実践の結びつきについて研究を重ねてきた。コロナ禍で研究を行うことになったが、海外とオンラインで接続して研究会を開催することもできた。 その研究成果として、2023年8月に書籍『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践 領域横断的に読み解く』を出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル化の進行とともに戦後の社会構造に変化が求められる中、社会の変化に対して不安を抱えている市民は少なくない。コミュニティ・オーガナイジングとは社会的に脆弱な立場に置かれた市民が、自分たちの声を大きくし、共同して、身近な生活圏域から大きな社会構造に至るまで、その変化に対するオーナーシップを抱くための実践であり理論である。 日本でもそうしたコミュニティ・オーガナイジングの考え方に対して、注目が集まっており、研究も増加している。本研究はそうしたコミュニティ・オーガナイジングの研究を、学際的な視点から多角的にまとめ、今後の学術的研究の基盤を構築したという意味において、意義深い研究になったといえる。
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