研究課題/領域番号 |
19H01631
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
佐藤 学 学習院大学, 文学部, 客員所員 (70135424)
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研究分担者 |
秋田 喜代美 学習院大学, 文学部, 教授 (00242107)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 学校改革 / 授業研究 / 学びのイノベーション / 教職専門性の開発 / 学びの共同体 / 教職研修 / 授業革新 / 授業改革 / 協同的学び |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、アジア地域における学びの共同体の改革における(a)一人残らず子どもの学習権を保障する学校改革の研究、(b)探究中心の協同的学びを創出する授業研究の開発、(c)教師の同僚性(collegiality)を基盤とする専門家共同体の学(professional learning community)の研究、(d)学校の民主化と自律性の確立を促進する教育政策研究を主要な研究課題とする実証的研究を推進し、国際研究ネットワークの発展に寄与することを目標としている。
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研究成果の概要 |
本研究は、アジア諸国を中心に普及している日本発信の「学びの共同体の学校改革」の研究と実践の国際協同を目的として推進された。新型コロナによって海外渡航と対面式国際会議が不可能となり、どの国でも休校と学びの規制が実施されるなかでも、「21世紀型の授業と学び=探究と協同の学び」を各国の事情に対応して推進してきた。その結果、多くの制約にもかかわらず、本プロジェクトは、研究においても実践においても顕著な前進を遂げた。第8回目の国際会議(2020年度)は、これまでの規模をはるかに超える31か国2,100名の研究者と教師、第9回国際会議(2021年度)には21か国2,000名の研究者と教師が参加した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、2000年代以降、アジア諸国の学校改革(授業と学びと学校行政の改革)において最も影響力を持ち続けている「学びの共同体の学校改革」の研究と実践の国際ネットワークを基盤としている。この改革は研究代表者が1990年代に提唱し、世界各国に普及した学校改革の研究と実践であり、多くの国で研究と実践のネットワークを形成し、いくつかの国においては国家政策もしくは準国家政策になっている。本研究は、それらの国々の研究と実践の国際交流を行い、各国の教育改革の推進を担っている。
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