研究課題/領域番号 |
19H01666
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
朝岡 幸彦 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60201886)
|
研究分担者 |
赤見 理恵 公益財団法人日本モンキーセンター, 学術部, キュレーター (50414107)
笹川 孝一 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (70178630)
飯沼 慶一 学習院大学, 文学部, 教授 (90711052)
日置 光久 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任教授 (10181059)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
|
キーワード | 環境教育 / 動物園・水族館教育 / SDGsの教育 / ESD / 生活科教育 / 理科教育 / 総合的な学習の時間 / 社会教育・生涯学習 / 理科・生活科 / SDGs / 新型コロナウイルス感染症 / 子ども / 動物園教育 / 水族館教育 / 理科 / 生活科 / 理科・生活科教育 / 主体的・対話的で深い学び |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の特徴は、SDGs(持続可能な開発目標)の実現のための子ども動物園・水族館教育(環境教育)のガイドラインを作成することにある。新学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」と体験活動を重視し、主体的・対話的で深い学び(Active Learning)の実現に向けたカリキュラム・マネジメントが求められている。この場として注目されるのが、動物園・水族館の「子ども動物園・水族館」という空間である。本研究では、動物との触れ合いが比較的に許容される動物園・水族館のコミュニティ機能がSDGsの実現にどのような役割を果たしうるのかを明らかにする。
|
研究成果の概要 |
本研究の目的は、SDGs(持続可能な開発目標)の実現のための子ども動物園・水族館教育(環境教育)のガイドラインを作成することであった。本研究で注目するのは、動物との触れ合いが比較的に許容される動物園・水族館のコミュニティ機能である。地域社会に根ざした動物園・水族館教育(環境教育/理科・生活科及び総合的な学習の時間等)がSDGsの実現に果たす役割を明らかにした。これまでの研究成果の取りまとめと検証を中心に研究を進めた。月例会として開催されてきた公開Zoo教育科研(本科研)研究会において、研究成果を取りまとめた報告書・朝岡幸彦編『動物園と水族館の教育』(2023年3月、学文社)を刊行した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、SDGs(持続可能な開発目標)の実現のための子ども動物園・水族館教育(環境教育)のガイドラインを作成することであった。しかしながら、子どもと動物との触れ合いが失われつつあるとともに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が動物園・水族館の教育機能の見直しを促してきた。注目するのは動物との触れ合いが比較的に許容される動物園・水族館のコミュニティ機能がSDGsの実現に果たす役割を明らかにした。研究成果を取りまとめて、朝岡幸彦編『動物園と水族館の教育』(2023年3月、学文社)を刊行した。その後、共生社会システム学会「ヒトと動物の共生」研究会として研究を発展させようとしている。
|