研究課題
近年、学校現場において「子どもの生命・生活を守る」ための安全・防犯教育の実施が喫緊の課題となっている。そのような社会状況を背景に本研究においては、1.子ども達が自分で自分の身を守る能力・技能を獲得するための体系的な安全・防犯教育カリキュラムの開発を行うこと、2.開発したカリキュラムを小中学校の現場で実践し、カリキュラム評価を行うことの2点を行っていく。評価に際しては、安全・防犯教育の中心として【危険認識】【情報探求】【対策実行】の3つのステップを設定し、それぞれのステップにおいて子どもの認知・行動の変容を効果測定の指標とし、その指標に基づいた評価を行う。