研究課題/領域番号 |
19H01722
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
溝上 慎一 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (00283656)
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研究分担者 |
本田 周二 大妻女子大学, 人間関係学部, 准教授 (00599706)
溝口 侑 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 講師 (40909165)
森 朋子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50397767)
武田 佳子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50880259)
紺田 広明 福岡大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (60734077)
山田 嘉徳 関西大学, 教育推進部, 准教授 (60743169)
三保 紀裕 京都先端科学大学, 経済経営学部, 准教授 (80604743)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2022年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | トランジション / 高大接続 / カリキュラムマネジメント / スクール・ミッション / スクール・ポリシー / 高校版IR / カリキュラムアセスメント / 学習 / 教学IR(高校IR) / 高校版IR / IR / カリキュラム / アセスメント / データ / スクールポリシー / 教学IR / 高校IR / 学校から仕事・社会への移行 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は, とくに高等学校段階におけるIRの開発と推進を準備するものである。その目的は,学習が変わる社会に向けた高校教育, 高大接続に向けたものとなっているか, さらには生徒の(将来の)仕事・社会への移行を促すものとなっているか, すなわち「トランジションを実現する学習のあり方を検討することにある。具体的に5つのモデル校を中心に,1.卒業生調査を含む高校IRの手法の開発および推進,2.その調査結果をカリキュラムアセスメントとし,改善と連動するPDCAサイクルの構築,3.カリキュラムアセスメントの導入を全国的に推進するため,1.と2.のアセスメント手法に関する手法を取りまとめ,一般化に努める。
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研究成果の概要 |
本研究は、新学習指導要領の施行を受けて、スクール・ポリシーを踏まえたアセスメント手法(長期的ルーブリックやIRとしての分析法)、カリキュラムアセスメントの支援モデルを開発したものである。7つのパイロット校に、学校教育目標(スクール・ポリシー)の策定、それに基づくカリキュラムアセスメントの指標や実施体制などについて個別指導・カウンセリングを行い、オンラインセミナーを6回行い、全国の高校関係者への普及に努めた。最後に、本研究の成果を次の研究へと繋げて発展させるために、全国高校5、065校に対してスクール・ポリシーの実態調査を行い、成果を踏まえた『ガイドブック』の書籍化を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(高校は)2022年から新学習指導要領が施行され、資質・能力の育成、カリキュラム・マネジメント等の施策が進められている。このテーマを進めていくと、畢竟課題になるのは、カリキュラムアセスメントである。本研究は、大学教育における教学マネジメントの取り組みを参考にして、高校にカリキュラムアセスメントについてのノウハウを支援していくガイドラインを研究開発したものである。大学の教学マネジメント、教学IR(institutional research)、長期的ルーブリックなどの学術的知見を高校に適用した実践的な取り組みである。
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