研究課題/領域番号 |
19H01744
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
|
研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
菊池 拓男 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (20744775)
|
研究分担者 |
山下 龍生 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 助教 (20750772)
大野 成義 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (60648905)
遠藤 雅樹 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (00648967)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | 職業訓練 / 技能五輪 / 技能科学 / 認知科学 / 技能訓練 / スキルテック / 科学的指導法 / 技能五輪国際大会 / ものづくりアスリート / 科学的トレーニング法 / 科学教育 / 熟練技能 / データマイニング / トレーニング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,国際大会に出場するものづくりアスリート(熟練技能者)の訓練過程を長期に渡り密着調査し,得られる膨大な技能訓練と国際大会成績のデータから新たな指標「技能訓練指標」をマイニングし,それを活用した持続可能な熟練技能の科学的トレーニング法を開発,2023年に我が国で開催予定である国際大会の強化職種の訓練に適用し,開発手法が短期に熟練技能を継承することが可能であること実証する.
|
研究成果の概要 |
本研究の目的は,国際大会に出場するものづくりアスリートの訓練過程を調査し,得られる膨大な技能訓練と国際大会成績のデータを技能五輪国際大会の強化職種の訓練に適用し,科学的トレーニング法:SKill-tech(スキルテック)として定義しまとめた。本研究のモデル職種の代表強化選手の訓練時のデータ(日,週,月単位)を収集し技能訓練指標について考察した.また,第46回技能五輪国際大会特別版の3職種の代表エキスパート及び選手に対して強化訓練におけるデータの活用状況等について調査し分析するとともに,技能五輪国際大会の日本代表チームの全46職種の訓練計画を評価し,訓練計画策定のための要件を定義した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の意義は,ものづくりアスリートの技能訓練の現場を舞台に,長期にわたり熟練技能の習得期間を観察し,客観的かつ主観的な技能訓練データを収集・解析したことで,新たなアプローチとなり得る科学的トレーニング法の開発を実証的に初めて行った点にある.これにより,熟練技能訓練において経験やノウハウに依存しない持続可能なトレーニング法が確立できる可能性が生まれた.これは,創造的であり,新たな領域として学術的波及効果が期待できる.また,この研究は熟練技能の継承問題や労働力不足の解消にも貢献することが期待される.
|