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加害者家族への差別・偏見を生み出す神経基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19H01747
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分10010:社会心理学関連
研究機関神戸大学 (2020-2022)
京都大学 (2019)

研究代表者

柳澤 邦昭  神戸大学, 人文学研究科, 講師 (10722332)

研究分担者 中井 隆介  京都大学, 人と社会の未来研究院, 特定講師 (10576234)
杉浦 仁美  近畿大学, 経営学部, 講師 (10761843)
浅野 孝平  大阪総合保育大学, 児童保育学部, 教授 (50713319)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード加害者 / 被害者 / 加害者家族 / 偏見・差別 / 神経基盤 / 偏見 / 差別
研究開始時の研究の概要

本研究は機能的磁気共鳴画像法(functional Magnetic Resonance Imaging : fMRI)を用いて、加害者家族への差別・偏見を生み出す神経基盤について研究する。検証には脳活動パターンに基づく(1)心の状態の予測や(2)各刺激に対する脳内表象の類似度の検討が可能な多ボクセルパターン解析(multi-voxel pattern analysis:MVPA)を活用する。最終的に、アジア圏の文化において加害者家族への差別や偏見が生じやすい文化・神経科学的メカニズムの解明を目指す。

研究成果の概要

本研究では、犯罪に関わった者(e.g., 加害者、被害者、加害者の家族)に対する差別・偏見を生み出す認知・神経基盤を特定するため、認知・神経科学的アプローチにより検討した。fMRIを用いた実験では、犯罪行為の刺激文を実験参加者に呈示し、そこに登場する人物(加害者や被害者)の情報に対する神経表象について検討した。その結果、登場人物において被害者の属性や差別・偏見に関連する情報が前部帯状回、島皮質、楔前部、側頭頭頂接合部などの領域で表象されていることが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

差別・偏見に関する研究は国内外において多数の研究が蓄積され、 ある種古典的なテーマとも言える。しかし、社会的にタブー視される態度ゆえ、主観指標に依存する研究ではその詳細なメカニズムの検証が難しいのも事実である。そのため、脳画像解析によって得られた本研究成果は、この領域の研究を飛躍的に発展させる可能性を秘めている。また、本研究課題で取り上げた加害者家族への差別・偏見は、その背景にアジア圏の文化的要因の存在が窺える。しかし、欧米文化圏と比べ、日本の差別・偏見研究は遅れを取っているのも事実である。本研究成果は日本を含めたアジア圏の文化における差別・偏見の研究を推し進めることにつながるだろう。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2020

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 職業スティグマに関する神経表象 DISTATIS による検証2022

    • 著者名/発表者名
      柳澤邦昭, 八田紘和, 中井隆介, 杉浦仁美, 阿部修士
    • 学会等名
      日本社会心理学会第63回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 神経表象による職業スティグマの可視化2022

    • 著者名/発表者名
      柳澤邦昭
    • 学会等名
      第12回社会神経科学研究会「社会神経科学研究の今後の展開に向けて」
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 世界の認知構造を符号化する神経表象-表象類似度解析による検証-2020

    • 著者名/発表者名
      柳澤邦昭, 中井隆介, 杉浦仁美, 八田紘和, 阿部修士
    • 学会等名
      日本社会心理学会第61回大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-11-20  

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