研究課題/領域番号 |
19H01766
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
大竹 恵子 関西学院大学, 文学部, 教授 (70405893)
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研究分担者 |
片山 順一 関西学院大学, 文学部, 教授 (80211845)
真田 原行 関西学院大学, 文学部, 研究員 (40734041)
小林 正法 山形大学, 人文社会科学部, 准教授 (60723773)
津田 彰 帝京科学大学, 総合教育センター, 教授 (40150817)
福島 宏器 関西大学, 社会学部, 教授 (50611331)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | ポジティブ感情 / 感情の機能 / 幸福感 / ウェルビーイング / 心身の健康 / 心身の機能 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、心身の健康の核となるポジティブ感情の機能を、個人だけではなく対人および集団との相互作用や文脈効果を含めた心的過程から解明し、健康に対する予防行動や主観的幸福感が持続できるための仕組みを明らかにすることである。本研究は、ポジティブ感情の機能に着目し、実験や調査による基礎研究から個人から集団レベルまでを網羅した人間の複雑な感情処理とその潜在及び顕在的過程を明らかにし、その成果を心理学の究極の応用である幸せの探求と介入による心身の健康増進につなげるプロジェクトである。
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研究実績の概要 |
本研究は、ポジティブ感情の機能に着目して、実験や調査による基礎研究から得られる基礎的知見を健康に対する予防行動や主観的幸福感が持続できるための仕組みの理解と心身の健康増進の実現に応用し、一次予防におけるアプローチ法の確立を目指してきた。 2023年度は、これまでの研究を継続しながらポジティブ感情の機能や影響に関する実験研究と介入効果について検討した。ポジティブ感情のメカニズム解明を目指した研究では、感情価や課題の難易度を操作して注意捕捉と生理指標の関係を検討したり、ポジティブな個人特性に注目して意思決定過程や幸福感との関係を検討し、個人および対人での実験を行った。音楽を用いたポジティブ感情の喚起実験や食刺激に対する感受性やおいしさに関する実験、コロナ禍での他者とのつながりや心理的な親密性に関する研究も実施し、心身の最終目標をウェルビーイングと位置づけた際の効果的な介入手法について検討しながら、これまでの成果の一部を学術論文として公表した。今後も感情の機能解明と心身の健康との関係に注目し、これまでの研究知見や成果に基づいた研究を目指したいと考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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