研究課題/領域番号 |
19H01904
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平出 克樹 東京大学, 宇宙線研究所, 特任助教 (10584261)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2019年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | ニュートリノ / マヨラナ性 / キセノン124 |
研究開始時の研究の概要 |
ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊は素粒子標準理論を超えた現象であり、もし観測されればニュートリノがマヨラナ粒子であることが分かり、なぜ宇宙には物質ばかりで反物質は少ないのか説明できる可能性がある。本研究は、大型液体キセノン検出器XENONnTを用いて、136Xeのニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊に加えて124Xeのニュートリノを伴わない二重電子捕獲も同時に探索を行うことで、ニュートリノ質量および右巻きカレントの寄与を識別してニュートリノのマヨラナ性の真髄に迫る。
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研究実績の概要 |
ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊は素粒子標準理論を超えた現象であり、もし観測されればニュートリノがマヨラナ粒子であることの証拠となるだけでなく、物質反物質の非対称性、つまりなぜ宇宙には物質ばかりで反物質は少ないのか説明できる可能性がある。本研究は、大型液体キセノン検出器XENONnTを用いて、136Xeのニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊に加えて124Xeのニュートリノを伴わない二重電子捕獲も同時に探索を行うことで、ニュートリノ質量および右巻きカレントの寄与を識別してニュートリノのマヨラナ性の真髄に迫るものである。 136Xeのニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊は2.46 MeV、124Xeのニュートリノを伴わない二重電子捕獲は2.86 MeVのエネルギーピークを探すことになる。特に、124Xeのニュートリノを伴わないbeta+/ECの探索においては、XENONnT検出器を用いると陽電子と2つの511 keVガンマ線の信号をそれぞれ分離して観測できるため、非常に特徴的な信号となる。そのために、本研究では、2~3 MeVエネルギー領域における事象再構成の高精度化、および陽電子事象に対する検出器較正を実施する。 本年度は、2~3 MeVエネルギー領域における事象再構成の高精度化のために、光電子増倍管やエレクトロニクスのサチュレーションを補正するための考察を行ってきた。また、124Xeのニュートリノを伴わないbeta+/ECの特徴的な信号を捉えるためのソフトウェア開発を行ってきた。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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