研究課題/領域番号 |
19H02004
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
|
研究機関 | 公益財団法人高輝度光科学研究センター (2022) 兵庫県立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
福井 宏之 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 精密分光推進室, テニュアトラック研究員 (90397901)
|
研究分担者 |
米田 明 大阪大学, 大学院理学研究科, 招へい研究員 (10262841)
芳野 極 岡山大学, 惑星物質研究所, 教授 (30423338)
中塚 晃彦 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (80294651)
鎌田 誠司 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), その他 (30611793)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
|
キーワード | ブリッジマナイト / 弾性波速度 / X線非弾性散乱 / 下部マントル / 単結晶 / ダイヤモンドアンビルセル / 高温高圧 / 高温 / 高圧 |
研究開始時の研究の概要 |
地球内部の物質科学的な構造を理解するためには、観測により知られている地震波速度構造と、地球内部条件で測定された地球を構成する鉱物の弾性波速度を比較する必要がある。本研究では、地球下部マントルの主要構成物質として考えられている含鉄ブリッジマナイトの単結晶を試料とし、X線非弾性散乱法により弾性波速度を測定する。得られたデータに基づき、下部マントルの地震波構造の特徴(地域性や異方性)に対する 物質科学的モデルを構築する。
|
研究成果の概要 |
含鉄ブリッジマナイトは下部マントル主要構成物質である。下部マントル条件下での単結晶弾性率は地球下部マントルを物質科学的に理解するために必要不可欠な物理量である。物質の弾性定数を決定する手法にはいくつかあるが、光学的に不透明である含鉄ケイ酸塩に対し、極限条件下において、単結晶弾性定数を決定する手法として、Ⅹ線非弾性散乱に着目した。我々はこれを実現するべく、含鉄ブリッジマナイト単結晶の合成およびその単結晶評価の観点と高圧単結晶に対するⅩ線非弾性散乱測定技術開発の観点から並行して研究を推進し、最終的に高圧下での含鉄ブリッジマナイト単結晶に対するⅩ線非弾性散乱測定を実施し、重要なデータを得た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
含鉄ブリッジマナイトは下部マントル主要構成物質である。下部マントル条件下での単結晶弾性率は地球下部マントルを物質科学的に理解するために必要不可欠な物理量である。
|