研究課題/領域番号 |
19H02019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
村澤 剛 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (90348467)
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研究分担者 |
西岡 昭博 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 教授 (50343075)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 圧電高分子材料 / 圧電高分子 |
研究開始時の研究の概要 |
3次元任意形状に造形可能な高分子センサデバイスを創成する目標に向けて、申請期間内で、次の3つの課題にチャレンジしていく。 (1)電極作成機能付の圧電高分子マルチプリンタを開発し、圧電高分子フィルムセンサデバイスの作成技術を確立する。 (2)新提案技術の「帯電分子配向法」により、圧電高分子フィルムセンサデバイスの分極処理技術を確立し、その高性能化を試みる。 (3)新提案の「折り紙を応用した3次元構造化の手法」を用いることで、3次元構造の圧電高分子センサデバイスを開発するとともに、その性能を評価する。
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研究成果の概要 |
3次元任意形状に造形可能な高分子センサデバイスの創成をするために、(1)圧電高分子フィルムセンサデバイスの作成技術を確立するとともに、(2)圧電高分子フィルムセンサデバイスの高性能化を試みた。さらに、(3)3次元構造の圧電高分子センサデバイスを開発するとともに、その性能を評価した。最終的に、本技術により、材料創成という視点からのみでは到達不可能な超高性能センサ・アクチュエータデバイスを開発することを目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プリントに最適な圧電高分子インクを創成するとともに,独自開発の圧電高分子プリンターを用いてプリンテッド圧電高分子フィルムセンサーデバイスの開発をおこなった.新規材料の創成と任意構造に印刷可能なセンサーデバイスの作成の成果は,先端的かつ独自性が高い研究である.また,本研究成果から得られた印刷可能なセンサーデバイスを社会実装することで,SDGsにかかる環境発電技術などに大きく貢献していくことができる.
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