研究課題/領域番号 |
19H02085
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
後藤田 浩 東京理科大学, 工学部機械工学科, 教授 (00434712)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
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キーワード | 燃焼振動 / 複雑ネットワーク / 同期 / 機械学習 / 記号力学 / 燃焼 / 熱工学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では, 複雑ネットワークや集団同期などの複雑系数理の基礎理論を導入し, 燃焼振動の時空間ダイナミックスと非線形相互作用を解明する. 非線形特性量を機械学習に用いた燃焼振動の新しい予兆検知法を提案し, 情報論的学習理論の視点からも本研究の工学的な応用展開の可能性を探求する.
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研究成果の概要 |
本研究では,力学系,記号力学,同期現象と複雑ネットワークなどを取り扱う先進的な複雑系数理手法を導入し,燃焼振動の時空間ダイナミクスと非線形相互作用の一端を明らかにした.また,機械学習の一つであるサポートベクトルマシーンを用いた燃焼振動の新しい予兆検知法を提案し,本研究の工学的な応用展開の可能性を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
燃焼振動による強い圧力変動が生じると,燃焼器の致命的な破損やライフサイクルの低下を引き起こす.そのため,燃焼振動のダイナミクスの基礎的な解明や予兆検知技術は発電用ガスタービンエンジンや航空エンジンのみならず,ロケットエンジン燃焼器開発においても重要である.本研究で得られた研究成果は,熱工学分野の学理体系化に大きく繋がるものである.
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