研究課題/領域番号 |
19H02117
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
梅津 信二郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70373032)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 薄膜エレクトロニクス / 心筋細胞 / 細胞外電位 / 収縮力 / 解析 / エレクトロニクスシート / 人工心筋細胞組織 / スマートエレクトロニクス / 心毒性 / 薬効評価 / 数値計算 / 人工細胞組織 / 創薬 / スマートエレクトロニクスシート / 細胞組織 / iPS細胞 / サイバー・フィジカルシステム / 細胞 / 不整脈 / 人工生体組織 / 創薬研究 / 生体情報 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、創薬失敗の2割を占めるのが心毒性なので、心毒性に関しての新しい評価方法を提案することである。具体的には、スマートエレクトロニクスシートによって、細胞組織内部の局所的な生体情報を測定すると共に、数値計算と 情報工学を援用することによって、組織全体における薬剤応答を把握する。
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研究成果の概要 |
テーラーメイド薬を始めとする様々な新薬開発に関する研究が盛んであるが、より高精度に薬効評価が可能な測定システムの開発と、数値解析システムを構築することによって、薬剤応答の正確な把握が可能になり、副作用と関連がある小さなシグナルを検出できるのではないかと考えた。そこで本研究では、薄膜エレクトロニクスを使用することでこのような測定システムを開発した。また、従来の数値解析システムを改良し、高精度に測定したデータを使用することによって、解析精度の向上を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は超高齢社会を迎えており、また心臓に関する疾患は、致死性が高いものが多いため、この薬剤応答の高精度化は、重要である。また、心臓は体全体に血液を送るポンプの役目を担う唯一の臓器のため、侵襲性の高い測定ができない。このことから、iPS由来の心筋細胞組織を対象とした高精度な測定システムを構築と、数値解析を援用して心毒性・薬剤応答を評価することは、学術的にも社会的にも意義のあることである。本研究では、薄膜エレクトロニクスによる測定システムの構築とそこで取得したデータを活用した数値解析システムを構築した。
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