研究課題/領域番号 |
19H02135
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
塩田 茂雄 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (70334167)
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研究分担者 |
関屋 大雄 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (20334203)
高橋 応明 千葉大学, フロンティア医工学センター, 准教授 (70267342)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | センサ / 無線電力伝送 / 無線パワープロセッシング / 環境認識 / 位置推定 / マイクロ波方式 / 磁界共鳴方式 / Society5.0 / 空間認識 / パワープロセッシング / 位置情報非利用型情報認識 / 機械学習 / 環境情報 |
研究開始時の研究の概要 |
微量のエネルギーで動作する多数の単純なセンサから必要最小限のデータを収集し,膨大な計算資源を費やすことなく収集データを処理して,気象,地理・交通情報など種々の環境情報を認識する低消費電力型環境情報認識機構の実現に向けて,(1) 無線パルス信号によるセンサ群への電源供給,およびセンサ群からのデータ収集方法,(2)(位置が不明なセンサが収集する)位置属性のない大量の微小データの処理をするための位置情報非利用型データ処理技術を確立する.
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研究成果の概要 |
目標装置に無線パルス信号により電力を自在に供給する無線電力伝送技術(無線パワープロセッシング技術)と位置属性が付与されていないデータに基づく環境認識技術(位置情報非利用型環境認識技術)について研究を行った.無線パワープロセッシングはマイクロ波方式と磁気共鳴方式について検討し,前者については,ビーム方向を自在に変えながら,見通し内に位置する複数の目標装置へ給電する方法について,後者については負荷変動や位置ずれに頑強なシステムの実現に向けて一定の見通しを得た.位置情報非利用型環境認識技術については,その基本的な動作原理を考案し,シミュレーションおよび実機実験を通して,その動作性能を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
センサが収集するデータを介して現実空間を認識し,現実空間とインターネット上の仮想空間とを融合させて社会的課題の解決を図るSociety5.0は,低環境負荷(低消費電力)な技術として実現させる必要がある.本研究で取り上げた無線パワープロセッシングと位置情報非利用型環境認識は,その実現に向けて核となる技術であるが,国内外での過去の検討例が乏しく,社会的意義の高い研究テーマである.本研究の成果は27件の査読付き論文(IEEE Access 5件,IEEE Open Journal of the Communications Society 2件を含む)に掲載され,その学術的意義は高いと認識する.
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