研究課題/領域番号 |
19H02232
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
高橋 章浩 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (40293047)
|
研究分担者 |
堀越 一輝 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (90771965)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
|
キーワード | 繰返し浸透 / 内部浸食 / 土構造物 / 耐災性 |
研究開始時の研究の概要 |
常に浸透流にさらされている土構造物は,細粒分の流失やパイピングといった内部浸食を受けており,時間とともに劣化していく.本研究は,実験・数値解析を通じた,繰返し負荷条件下での浸食の進展過程の解明と,地震や豪雨・洪水といった偶発作用に対する耐災性に影響する浸食形態・程度の解明を目的とする.本研究により,耐災性低下が懸念される個所やその健康寿命の推定が可能となれば,社会資本の全体最適化に向けた社会資本ストックのマネジメント高度化の一助となることが期待される.
|
研究成果の概要 |
堤防やダム,谷埋め盛土のような常に浸透流にさらされている土構造物は,細粒土の流失やパイピングといった内部浸食を受けており,時間とともに劣化していく.本研究では内部浸食の一つである細粒土流失に着目し,繰返し浸透による細粒土の流失過程,それに伴う土の劣化過程,浸食により劣化した盛土の地震や豪雨・洪水といった偶発作用に対する耐災性低下について実験的・解析的に明らかにした.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
常に水の浸透流に曝されている土構造物は内部浸食により劣化していると考えられる.本研究の成果は,そのような土構造物の内,地震や豪雨・洪水に対する耐災性低下が懸念されるものの洗い出しや,土構造物の健康寿命の推定に資するものであることから,社会資本の全体最適化に向けた社会資本ストックのマネジメント高度化の一助となることが期待される.
|