研究課題/領域番号 |
19H02258
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
中川 大 富山大学, 学術研究部都市デザイン学系, 特別研究教授 (30180251)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2021年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 公共交通 / 鉄道 / ダイヤ / 鉄道ダイヤ / 地方鉄道 / 交通ネットワーク / 利便性 |
研究開始時の研究の概要 |
鉄道やバスなどのダイヤ改良の研究を続けてきたスイスなどの国々は、Taktfahrplanと呼ばれるダイヤづくりの概念を確立してそれを実現してきた。一方、日本では特に地方路線においてダイヤの研究や実際の改良は進んでおらず地方の公共交通が伸び悩む要因となっている。 本研究では、ダイヤ研究を先進的に進めてきた国々が実施してきた研究の内容とその成果を明らかにすることによって日本におけるダイヤ研究の必要性を示すとともに、ダイヤ改良の実現可能性を具体的に明らかにする。
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研究成果の概要 |
鉄道やバスなどのダイヤ改良の研究を続けてきたスイスなどの国々は、Taktfahrplanと呼ばれるダイヤづくりの概念を確立してそれを実現してきた。一方、日本では特に地方路線においてダイヤの研究や実際の改良は進んでおらず地方の公共交通が伸び悩む要因となっている。本研究では、ダイヤ研究を先進的に進めてきた国々が実施してきた研究の内容とその成果を明らかにすることによって日本におけるダイヤ研究の必要性を示すとともに、ダイヤ改良の実現可能性を具体的に明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本ではダイヤに関する研究は少なく、特に実際のダイヤ改良につながる研究は遅れてきた。特に地方の鉄道・バスのダイヤ作成は、熟練者によるノウハウに頼っている状況であり研究も進んでいない。国外ではスイス連邦鉄道等を中心に多くの論文があり研究と議論が進むとともに、その成果はTaktfahrplanという概念となって確立されている。本研究は著しく遅れてきた日本のダイヤ研究に対して、今後の必要性を示すとともに、ダイヤ改良の効果を明らかにすることによって実際の路線における活用につなげることを目指したものである。日本においても可能であることを示すとともに、実際に導入を目指す路線も増加するという成果も得られた。
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