研究課題/領域番号 |
19H02260
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三輪 富生 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (60422763)
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研究分担者 |
森川 高行 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)
山本 俊行 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (80273465)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 交通需要予測 / 交通行動分析 / 交通量配分 / 交通シミュレーション / 都市交通計画 / シミュレーション |
研究開始時の研究の概要 |
在宅勤務やテレワークなどの柔軟な働き方,女性や高齢者の社会進出,自動運転車サービスによる子供の自動車移動など,日々の活動や交通行動は多様化していく.本研究では,そのような多様化した都市活動を表現し,将来の都市交通政策を評価できる,新しい都市活動・交通シミュレーションプラットフォームの構築を目指す. そのために,居住地選択のような長期的意思決定,交通手段選択のような短期的意思決定に加え,1週間程度の期間内の多様な活動内容を決定する中期的意思決定モデルを構築する.さらに,都市活動・交通シミュレータを構築し,都市のコンパクト化と持続可能な中山間地域のための都市交通政策を検討する.
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研究成果の概要 |
テレワークや自動運転車の普及などによって多様化が進む日々の活動や交通行動を予測・分析するための様々な分析手法の構築を行った.この結果,テレワークが進むと,曜日ごとの通勤交通量が異なることや買い物や外食が減少する一方で仕事や家族団らんの時間が増加することが示された.また,自動運転車は普及開始から20年ほどで,8割の自家用車が自動運転車となること,自動運転タクシーより自家用自動運転車としての普及が大きいことが示された.その他,自動運転車の普及により,車両間の協調的な走行によって交差点における交通流を制御でき,信号による制御よりも効率が高まること等が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多様化が進む社会活動や実用化が進む新たなモビリティ―を背景に,交通量の発生から配分までを単純なモデルで評価し,平日と休日の行動の違いに焦点を当てた従来の交通計画手法は見直しが必要である.本研究では,そのような社会における,社会活動,居住地,交通需要,交通行動を予測する数理モデルを構築した.また,自動運転車の普及予測や交通流を評価するシミュレータを開発し,様々な分析を行った.これらの研究から,多くの学術的意義の高い研究成果が得られた.また,これからの交通計画における交通需要予測法やモビリティの運用方法を提案できたことは社会的意義が高い.
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