研究課題/領域番号 |
19H02374
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
鈴木 勉 筑波大学, システム情報系, 教授 (00282327)
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研究分担者 |
渡部 大輔 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (30435771)
大澤 義明 筑波大学, システム情報系, 教授 (50183760)
宮川 雅至 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (50400627)
雨宮 護 筑波大学, システム情報系, 准教授 (60601383)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 輸送 / 交通 / ルート / 防犯・防災 / 空間設計 |
研究開始時の研究の概要 |
人口減少・少子高齢化・財政健全化などの社会背景のなかで,時系列的輸送プロセスの考慮,ICT技術支援による行動変容の活用,混雑や非常時における戦略的対応の3つの視点から,ヒトやモノのますます効率的な輸送が追求されることとなると考えられる.本研究課題は,空間移動・輸送の最適戦略に関する理論と応用についての研究を行うことを目的とし,①輸送の最適化とルート設計の理論を構築し,それに基づいて,②人流・物流輸送への適用と③防犯・防災戦略への応用を追求していく.本研究の実施により,輸送からみた都市・国土空間利用が,輸送技術の進展によってどのように再構築されてゆくべきかを提示することを目指す.
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研究成果の概要 |
本研究課題では,(a)時系列的輸送プロセスの考慮,(b)ICT技術支援による行動変容の活用,(c)混雑や非常時における戦略的対応の3つの視点からの効率性の追求という観点から,空間移動・輸送の最適戦略に関する理論と応用についての研究を行うことを目的とする.本研究では,地理情報に係る技術の社会的活用の観点から,地理情報科学,都市計画,地域科学,社会工学等の関連分野の研究ポテンシャルを活用して①輸送の最適化とルート設計の理論構築,②人流・物流輸送への適用,③防犯・防災戦略への応用を追求することにより,理論・実践の両側面から分析方法と研究内容の相乗的発展を期待するものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,近年その重要性を増している情報技術の社会実装と政策展開の課題のなかで,膨大な情報量を蓄積しつつある地理情報を有効かつ的確に活用することを通して,安全・効率的で環境負荷の少ない交通体系の研究,犯罪・災害などのリスクに対する安全研究,集約型のコンパクト・シティ・アンド・ネットワーク型の都市計画の研究等において,輸送からみた都市・国土空間利用が,輸送技術の進展によってどのように再構築されてゆくべきか,ひいては地球上の社会的空間利用の合理的な体系を提示することに資することができる.
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