研究課題/領域番号 |
19H02419
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26010:金属材料物性関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
世古 敦人 京都大学, 工学研究科, 准教授 (10452319)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 機械学習 / 第一原理計算 / 結晶構造探索 / 原子間ポテンシャル / 構造探索 / 転移学習 / 材料インフォマティクス / 原子間ポテンシャル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,最先端の機械学習を積極的に導入することにより,第一原理計算の多重実行に基づく高度な材料計算の方法論構築を行うものである.第一原理計算の多重実行に基づく高度な材料計算において本質的な課題である3つの研究項目(原子間ポテンシャル構築,最安定結晶構造探索,表現学習による記述子抽出)を設定し,第一原理計算に基づく現実的な材料計算を目指す.
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研究成果の概要 |
本研究では,最先端の機械学習を導入し,第一原理計算の多重実行に基づいた材料に対する高度な応用計算手法の基盤技術を構築した.基礎的な第一原理計算を除く第一原理計算に基づく応用研究は,分子動力学法などを用いた原子シミュレーション,結晶構造探索,材料物性計算の3つにほぼ分類される.本研究では,機械学習ポテンシャルや大域的構造探索手法など,これらの応用に有効である第一原理計算に基づく方法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基礎的な第一原理計算は,系の元素・結晶構造をもとに,エネルギーや電子状態を計算するものであり,材料研究に広く用いられている.しかし,実際の材料の物性や現象に対しては,非常に単純なモデルを導入し第一原理計算を行う以外なく,その精度を確かめる手段すらない.そのような状況において,本研究は,第一原理計算の精度で,実際の材料物性や現象を取り扱う方法を構築することで,材料研究を大幅に進展させるものである.
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