研究課題/領域番号 |
19H02684
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分32020:機能物性化学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
VACHA Martin 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50361746)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 単一分子分光 / ハロゲン化ペロブスカイト / 量子ドット / Single-molecule studies / Perovskite nanocrystals / ハライドペロブスカイト / ハライド ペロブスカイト |
研究開始時の研究の概要 |
有機無機ハライドペロブスカイトが優れた光物理的特性を持ち、発光デバイス、ディスプレーなど次世代の光・電子デバイスの材料として注目されている。しかし、ハライドペロブスカイトナノ結晶を発光体として用いた電界発光デバイスの効率が低いことが課題として残っている。本研究では、単一粒子分光法を用い、ペロブスカイトナノ結晶の基礎的な光物理特性を解明することを目的にする。ペロブスカイトの構造および表面特性と発光特性の関係に注目し、発光ブリンキング、スペクトル拡散などの現象を明確にする。電界発光デバイス効率の向上を目指し、本研究の成果がナノスケール光・電子デバイスの開発のフィードバックになることを期待する。
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研究成果の概要 |
有機無機ハロゲン化ペロブスカイトが優れた光物理的特性を持ち、発光デバイス、ディスプレーなど次世代の光・電子デバイスの材料として注目されている。本研究では、単一粒子分光法を用い、ペロブスカイトナノ結晶の基礎的な光物理特性を解明することを目的にした。主な成果として、CsPbBr3ペロブスカイトナノ結晶における電界発光及びフォトルミネセンスの同時測定により電界発光点滅および電界発光効率の解明、リガンド交換によるペロブスカイトナノ結晶の点滅の抑制、またはハロゲン化ペロブスカイト・金属有機構造体複合材料におけるナノ結晶形成過程とイオン拡散の解明があげられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機無機ハロゲン化ペロブスカイトが次世代の光・電子デバイスの材料として期待されているが、ハロゲン化ペロブスカイトナノ結晶(量子ドット)を発光体として用いた電界発光デバイスの効率が低いことが課題として残っていた。本研究では、低効率の原因となる発光点滅(ブリンキング)に注目し、電界発光での点滅現象の解明へ大きく進捗した。また、リガンド交換による点滅の抑制方法も提案し、電子デバイスの開発のフィードバックを提供した。本研究の成果がナノスケール光・電子デバイスの研究開発の他、材料科学および物理化学の分野にも大きなインパクトを与えることが期待される。
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