• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

光架橋性グアニン四重鎖リガンドを用いたメチローム構成蛋白質解析技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19H02829
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分37010:生体関連化学
研究機関東京農工大学

研究代表者

池袋 一典  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 卓越教授 (70251494)

研究分担者 長澤 和夫  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10247223)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
キーワードグアニン四重鎖 / ヒトゲノムDNA / CpGメチル化 / メチローム / 転写制御 / 網羅的同定 / 転写因子 / グアニン四重鎖構造 / メチローム解析 / 核酸-蛋白質相互作用 / 光架橋性リガンド / メチローム解析技術 / DNAのメチル化
研究開始時の研究の概要

本研究は、多数の遺伝子の転写制御を行うメチローム(ゲノム全体でのDNAメチル化パターン)で重要な役割を担う蛋白質を同定・解析する技術を開発することを最終的な目標とする。メチロームで形成されているグアニン四重鎖(G4)構造に結合し、光架橋性の官能基を有するG4リガンドを作製し、G4構造に結合する蛋白質と光架橋により共有結合を形成させて、その蛋白質を回収し、質量分析計で同定する新規技術を開発する事を目的とする。

研究成果の概要

本研究は、提案者が立てた「DNAのメチル化等のエピジェネティックな修飾が転写を制御する際、グアニン四重鎖(G4)構造が鍵となっている」という仮説を立証する為に、ヒトのゲノムDNAに多数存在するG4構造に結合する蛋白質の網羅的な同定・解析技術を開発することを目的として研究を遂行し、光架橋基を導入したG4リガンドを用いて、G4構造に結合するタンパク質とG4構造形成DNAとを連結する技術を開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本技術の開発により、メチロームで働く蛋白質を網羅的に同定することが可能になり、本技術は、メチローム解析のための革新的な解析技術となりうる。そしてこれらの蛋白質の結合部位となる特定のDNAの領域が、メチル化によりどう変化し、その結果としてどのように関連遺伝子の転写を制御するかを解析できるようになったので、メチロームの遺伝子制御メカニズムの解析を飛躍的に加速することができる。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi