研究課題/領域番号 |
19H02948
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39030:園芸科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
牛島 幸一郎 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (20379720)
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研究分担者 |
中野 龍平 京都大学, 農学研究科, 准教授 (70294444)
池田 和生 山形大学, 農学部, 准教授 (80555269)
門田 有希 岡山大学, 環境生命科学学域, 准教授 (30646089)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | メロン / エチレン / GWAS / 変異体 / エチレン合成 / 果実成熟 / 果肉軟化 / 成熟 / 果実 / エチレン生合成 / 果実軟化 / 棚持ち性 |
研究開始時の研究の概要 |
果実として非常に人気の高いメロンであるが,日本人が好むメルティング質でジューシーな果肉の品種の棚持ち性は良いとは言いがたい.メロン品種は様々な変異に富んでおり,果肉軟化が非常に緩慢で棚持ち性の高い品種が存在する.本申請では,棚持ち性の良い品種を親とした分離集団を利用して,GWAS解析などの遺伝解析を通じて,原因遺伝子座の特定を行う.マーカー作出に加え,最終的には遺伝子組換えなどで原因遺伝子の特定に繋げたい.
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研究成果の概要 |
メロンはジューシーで人気の高い果実である.その成熟はエチレンに因って制御されるクライマクテリック型果実であるため,急激に成熟が進行し棚持ち性がわるい.本研究では棚持ち性が良いメロン品種であるハネデュとB2における変異を特定するために.分離集団を作成し遺伝解析とGWAS解析を行った.B2の果肉軟化不全については複数の遺伝子座の関与が示唆され遺伝子座の特定には至らなかった.ハネデュのエチレン合成不全については1遺伝子座支配と予測され,GWAS解析においても8番染色体に原因遺伝子の存在が示唆された.この領域にはエチレン合成との関与が示唆される遺伝子は存在せず,新規の遺伝子の発見に繋がる可能性がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在のクライマクテリック型果実の成熟機構に関する研究は成熟期におけるエチレン信号伝達そのものではなく,緑熟期における最初の自己触媒エチレンの合成を行う因子に焦点が移っている.しかし,成熟によって変化する形質は実際にはエチレン信号の下流で働く因子に制御されており,その因子を直接的に操作することが望ましい.本研究では下流で働く未知の因子の存在を示唆するものとなった.
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