研究課題/領域番号 |
19H03061
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90231729)
|
研究分担者 |
合崎 英男 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (00343765)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | Food Values / Economic Analysis / International Comparison / Stated Preference Method / Sustainable Food / Organic Food / Food Value / Demographical data / Hypothetical Bias / Demographical Data / CVM |
研究開始時の研究の概要 |
People’s food choices can be explained by their preferences for more abstract food quality attributes so called “food values”. This study proposes to examine food values using a stated preference method (i.e., best-worst scaling (BWS) approach) in Asia, the United States (US) and Europe.
|
研究成果の概要 |
この研究の目的は、食品を選択する際に、何を重視しているかを、日米欧を国際比較して理解することであった。 日本においては、欧米と同様に、食品を選択する際に、安全性は最重要視されているが、重要度は両国ほどではないことが、被験者から収集されたデータから分かった。また、味や価格は重視されていることも分かった。そして、栄養については、欧米に比べて重視されていないことが分かった。欧米では重視されている動物福祉は、日本においてはそれほど重要視されていないことが分かった。さらに、日本においては、食品の選択に新規性は重視されておらず、伝統に基づいていることも重要でないことが確認できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、食品のマーケティング戦略だけでなく、食品や消費者政策の意思決定にも役立ちます。日本の食品メーカーは、日本の食品市場においては、食品の安全性の確保だけでなく、味や価格を重視する綿密な戦略の策定により、自社製品の差別化を図ることができるであろうことがこの研究の結果から考察できます。さらに、日本の政策決定者は、食品安全規則の厳格な実施や、高品質食品の認証システムの導入することで、食品の安全性を確保することになり、消費者に利益をもたらすことができることが分かりました。
|