研究課題/領域番号 |
19H03142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42040:実験動物学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
水野 聖哉 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10633141)
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研究分担者 |
久野 朗広 筑波大学, 医学医療系, 助教 (60830122)
藤山 知之 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 助教 (00635089)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 遺伝子改変マウス / ゲノム編集 / ロングリードシークエンス / Creマウス / 遺伝型解析 / Creリソース / Long Read Sequence / モデル動物作製 / Cre-LoxP / マウス遺伝学 |
研究開始時の研究の概要 |
マウス受精卵ゲノム編集ツールの開発は多くの注目を集める分野である。しかし、新規ゲノム編集ツール開発は手段であり、目的は実際のin vivo研究で使用できる高品質な動物モデルの作出である。そのために、新規ゲノム編集ツールの開発だけでなく、確実に標的遺伝子をKOするためのゲノム編集設計デザインソフト開発・高精度遺伝型解析手法の確立などを実施し、in vivo医学・生命科学研究の基盤で最も重要な「高品質な動物モデルの作出」と「研究深度の掘り下げ」に直結する新規ツールおよび方法論の確立を目指す。
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研究成果の概要 |
受精卵ゲノム編集により遺伝子改変マウスを作出することが容易となった。しかし、従来法に比べ、ゲノム編集で作出された遺伝子改変マウスが持つ変異は複雑である。加えて、受精卵ゲノム編集ではモザイク状態のマウスも出現する。更に、多くの場合、一度の作製で数十匹のファウンダーマウスが誕生する。これらのアレル数が不明かつ複雑な変異を有する多数のマウス中から目的の変異アレルを検出することが作製毎に必要であった。そこで、我々はlong readシークエンス技術を活用し、簡便かつ正確に目的の変異アレルを検出するシステムを構築した。 また、組織特異的遺伝子破壊実験に利用可能なCre遺伝子ノックインマウスを複数作出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
遺伝子改変マウスは特定の遺伝子機能を生体で評価することが可能なバイオリソースである。近年のゲノム編集技術の発展は、遺伝子改変マウスを容易にし、これまでとは比較にならないほどの多くの遺伝子改変マウス系統が作出されている。また、新規参入した研究者も増加した。これらは、in vivo研究の可能性を大幅に拡張する一方、意図しない変異をもつマウスを誤って使用してしまうケースの増加にもつながる。誤った遺伝子改変マウスを利用した実験はin vivo研究の質を著しく落とす。我々が開発した簡便かつ正確に目的の変異アレルを検出するシステムは、この問題点を解決することで、確かなin vivo研究に大きく貢献する。
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