研究課題/領域番号 |
19H03199
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
谷本 博一 横浜市立大学, 理学部, 准教授 (60784907)
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研究分担者 |
木村 暁 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 教授 (10365447)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 生物物理学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は微小管星状体の細胞内動態を決める力学因子を包括的に測定することで、星状体運動の正確性を支える力学機構を解明することを目的とする。そのためにこれまでに構築した細胞内磁気ピンセットをピコニュートン・サブ秒まで精密化して、星状体・ダイニン・細胞質が示す複雑物性を測定する。その成果は、細胞骨格が関わる多彩な細胞生物学的現象の力学的側面を解明するための一般的な枠組みとなり得るものである。
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研究実績の概要 |
(1)微小管星状体の細胞内移動に伴う細胞質の流れ場の測定を遂行した。共焦点顕微鏡を用いて細胞内に導入した蛍光トレーサー粒子の3次元追跡を行い、星状体運動に伴う細胞質の流れ場を測定することに成功した。 (2)微小管星状体の動的物性測定のための実験系を構築した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
流れ場測定については一通りのデータ取得を完了して、解析の段階まで進めることができた。微小管星状体の動的物性測定については、必要な新規の実験系の立ち上げを完了した。
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今後の研究の推進方策 |
これまでに確立した新しい実験系を用いて、微小管星状体の動的物性測定を遂行する。
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