研究課題/領域番号 |
19H03364
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
松田 正 北海道大学, 薬学研究院, 教授 (20212219)
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研究分担者 |
室本 竜太 北海道大学, 薬学研究院, 准教授 (30455597)
柏倉 淳一 北海道大学, 薬学研究院, 講師 (90373290)
鍛代 悠一 北海道大学, 薬学研究院, 助教 (90756165)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | アレルギー / 免疫疾患 / 自己免疫 / サイトカイン / 免疫応答 / 炎症 / シグナル伝達 / 免疫 / 自己免疫疾患 / 疾患制御 |
研究開始時の研究の概要 |
免疫、神経等の高次生体統御系の恒常性の維持にはサイトカインの存在が不可欠であり、その異常産生やシグナル異常はアレルギー、自己免疫疾患の発症に深く関与している。申請者はこれまで免疫/アレルギー応答を担うサイトカインの機能制御に重要なSTAT3/NF-κB関連シグナルを中心に新規制御分子の同定ならびにその機能解析を行ってきた。しかしながら、それら分子群の免疫/アレルギー疾患発症への関与についての詳細は未だ明らかではない。本研究ではそれらSTAT3/NF-κB関連シグナル分子に注目し、アレルギー、免疫疾患等の疾患発症における機能と新たな疾患標的分子としての可能性を明らかにするとともに、その人為的制御法の確立を目指す。
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研究成果の概要 |
免疫、神経等の高次生体統御系の恒常性の維持にはサイトカインの存在が不可欠であり、その異常産生やシグナル異常はアレルギー、自己免疫疾患の発症に深く関与している。申請者はこれまで免疫/アレルギー応答を担うサイトカインの機能制御に重要なSTAT3/NF-κB関連シグナルを中心に新規制御分子の同定ならびにその機能解析を行ってきたが、それら分子群の免疫/アレルギー疾患発症への関与についての詳細は未だ明らかではない。本研究ではそれらSTAT3/NF-κB関連シグナル分子に注目し、アレルギー、免疫疾患等の疾患発症における機能と新たな疾患標的分子としての可能性を明らかに、その人為的制御法の確立を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で進めたSTAT3/NF-κB関連シグナルの研究は現在、蔓延するコロナ感染症での重症化にみられるサイトカインストームや間質性肺炎、ワクチン接種時にみられるアレルギー(即時型/遅延型)等の発症・進展の分子機序にも深く関与しており、新型コロナ重症化ならびにポストコロナにおける新たな疾患標的分子としての可能性も秘めており、本研究で焦点を当てたTyk2やSTAP-2の研究はその一助を担うものである。
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