研究課題/領域番号 |
19H03439
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49010:病態医化学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
中邨 智之 関西医科大学, 医学部, 教授 (20362527)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 細胞外マトリックス / 弾性線維 / 膠原線維 / 老化 / 組織再生 |
研究開始時の研究の概要 |
我々の生体組織の伸縮性は、弾性線維という細胞外マトリックスが担っている。弾性線維の分解・劣化が肺気腫、動脈中膜硬化などの老化関連疾患や皮膚のたるみなどの直接原因であるため、弾性線維の形成・維持の機構解明は高齢化社会における極めて重要な課題である。しかし弾性線維のターンオーバーは極めて遅く、その再生は困難とされている。これまで申請者は弾性線維形成に必要なプロセスを研究し、それぞれのプロセスに必須のタンパク質を同定してきた。本研究では、それらの生体内での機能と動態を明らかにするとともに、弾性線維の維持機構、弾性線維再生がおこる条件等を解明する。
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研究成果の概要 |
我々の生体組織の伸縮性は、弾性線維という細胞外マトリックスが担っている。弾性線維の分解・劣化が肺気腫、動脈中膜硬化などの老化関連疾患や皮膚のたるみなどの直接原因となる。本研究では、弾性線維形成因子の中でもKOマウスの表現型から最も重要と考えられるFibulin-4の機能を重点的に研究し、Fibulin-4がエラスチン架橋酵素LOXの活性そのものに必須であることを見出した。またその詳細な分子機構を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
LOXはエラスチンのみならずコラーゲンの架橋も行う酵素であり、細胞外マトリックス形成の鍵となる分子である。これまで報告の無いメカニズムによってLOXが活性化されることが明らかとなり、細胞外マトリックスの強さや伸縮性の調節機構について新たな考え方を提示するものとなった。
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