研究課題/領域番号 |
19H03658
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
星野 温 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50737210)
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研究分担者 |
野村 征太郎 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10722118)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | ミトコンドリア生合成 / マイトファジー / ミトコンドリア / シングルセル解析 / エピゲノム / 心不全 / シグナルネットワーク |
研究開始時の研究の概要 |
心不全の進行抑制や心筋の再生医療においてミトコンドリアの分解、合成、成熟化の制御がとても重要で、ミトコンドリアの機能制御は次世代心不全治療の有望な候補となっている。本研究ではCRISPRスクリーニング、RNAシークエンス、ATACシークエンス、一細胞解析といった最先端の解析方法を用いて、統合解析を行うことによりミトコンドリア制御機構の包括的分子メカニズムの解明に取り組む。
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研究成果の概要 |
ミトコンドリアの分解と整合性の協調的制御機構の解明として、アンバイアスな方法としてCRISPRライブラリースクリーニング、ATACシークエンス、シングルセル解析を行い、これらの結果を統合解析することで新たにRREB1-ESR1シグナル経路が新規ミトコンドリア生合成制御因子としてミトコンドリアの数的な恒常性維持に重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生の中心であるとともに酸化ストレスや慢性炎症、細胞死の制御に関連しておりその機能は細胞の恒常性維持に非常に重要です。不良ミトコンドリアはオートファジーによる分解され、新たなミトコンドリアが合成されますが、それらがどのようにして協調的に制御されているかはよく分かっていません。本研究では多面的オミクス解析でRREB1という転写因子がミトコンドリア分解後の生合成に重要であることが分かりました。
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