研究課題/領域番号 |
19H03816
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
田中 里佳 順天堂大学, 医学部, 教授 (70509827)
|
研究分担者 |
水野 博司 順天堂大学, 医学部, 教授 (80343606)
西貝 燕 順天堂大学, 医学部, 博士研究員 (80614007)
山口 茂夫 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (40747797)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
|
キーワード | マクロファージ / 糖尿病 / 細胞治療 / 創傷治癒 / 末梢血単核球 / 血管再生 / 再生医療 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は、難治性潰瘍患者の末梢血のM2マクロファージをin vitroで機能強化・細胞増幅する技術を開発した。興味深いことにその培養から得られる細胞中に血管再生の治療効果と正の相関がある特徴的なマクロファージを見出した。本研究では、申請者が独自に発見したこの細胞の細胞学的特性と血管再生機構を解明する。現行の細胞移植治療以上の効果をもたらす新規治療法の開発革新的血管再生治療法に向けた基盤研究を行う。
|
研究成果の概要 |
申請者は、難治性潰瘍患者の末梢血のM2マクロファージをin vitroで機能強化・細胞増幅する技術を開発した。興味深いことにその培養から得られる細胞中に血管再生の治療効果と正の相関がある特徴的なマクロファージを見出した。本研究では、申請者が独自に発見したこの細胞の細胞学的特性と血管再生機構を解明し現行の細胞移植治療以上の効果をもたらす新規治療法の開発革新的血管再生治療法に向けた基盤研究を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により高い血管再生機能を有する新たなマクロファージ細胞であるReMa細胞が実証され血管再生機構における新たな発展が見いだせた。今後は本細胞により現在の細胞移植治療以上の血管再生・組織再生効果をもたらす新規治療法の開発につながる。さらに本法は糖尿病虚血性潰瘍への治療だけでなく、他の臓器における慢性炎症環境を制御する可能性もあり、多くの慢性炎症・虚血に起因する疾患の理解と制御を通じて、医学の発展に大きく貢献できる。
|