研究課題/領域番号 |
19H03899
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
|
研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
岡本 希 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70364057)
|
研究分担者 |
中村 富予 龍谷大学, 農学部, 教授 (00413401)
森川 将行 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (30305726)
柳 元和 帝塚山大学, 現代生活学部, 教授 (60331732)
天野 信子 甲南女子大学, 医療栄養学部, 准教授 (70300358)
伊藤 加代子 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80401735)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
|
キーワード | 高齢者 / 認知機能障害 / 歯周病 / 咀嚼 / 栄養 / 認知機能 / 認知症 / 口腔機能 / 低栄養 |
研究開始時の研究の概要 |
2019年度:地域高齢者を対象に口腔機能検査、栄養調査、認知機能検査を行う。前向きコホート研究の追跡健診であるが、新たなベースライン健診とも位置付けし、調査項目の選定、調査票作成に取り掛かる。予備調査を済ませ、本調査を行う。 2020年度:残りの高齢者を対象に追跡健診を実施する。 2021年および2022年度:対象者全員の転帰を調査する。認知機能障害に対する歯周病の影響評価と機序を探索する。咀嚼力維持群と低下群における栄養指標の違いが体重減少および新規の認知機能障害の発生リスクの差につながるかについて検証する。歯科からみた高齢期の認知機能障害の予防対策を確立させる。
|
研究実績の概要 |
2021年度も新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、高齢者を対象とした対面の疫学調査では対象者確保が困難であった。そのため、対面での疫学調査を郵送法によるアンケート調査とWebによるアンケート調査に切り替えた。内科疾患の病歴、認知機能、日常生活動作評価、ヘルスリテラシー、食生活習慣、外出頻度、睡眠障害、フレイル、口腔機能のデータを収集した。郵送法で349名分、Webで2000名分の回答を回収した(すべて65歳以上)。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、高齢者対象の疫学調査の参加者を確保することが困難であったが、アンケート調査で対応できる部分はアンケート調査に切り替えて、2019年度、2020年度、2021年度の科研費で65歳以上の高齢者2709名からデータを収集できた。
|
今後の研究の推進方策 |
過去3年分のデータを合わせて、口腔機能と栄養状態と認知機能の関連についての多変量解析を行い、咀嚼力維持群と低下群における栄養指標の違いが体重減少および認知機能障害の発生リスクの差につながるかについて検証する。
|