研究課題/領域番号 |
19H03923
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 清泉女学院大学 (2021-2023) 新潟県立看護大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
舟島 なをみ 清泉女学院大学, 看護学部, 教授 (00229098)
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研究分担者 |
中山 登志子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (60415560)
植田 満美子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助手 (70827063)
上國料 美香 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 准教授 (10632200)
横山 京子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (80341973)
鹿島 嘉佐音 千葉大学, 大学院看護学研究科, 技術職員 (80828153)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 医療事故防止 / 尺度開発 / 手術室看護 / 小児看護 / 重症患者看護 / 手術看護 / 医療事故防止対策 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、医療事故防止のための「看護職包括型患者安全教育推進システム開発」の最終段階に位置する。現在までに、システムの構成要素である医療事故防止能力診断尺度5種類(看護師、看護師長、実習指導者、新人看護師指導者、助産師用)と各々の教育プログラム立案モデルを開発し、実用化している。本研究は、医療事故の発生頻度が特に高い領域に着眼し、医療事故防止能力診断尺度3種類(小児看護、集中治療を要する患者の看護、手術看護用)の開発、診断結果を反映した医療事故防止能力別教育プログラムモデルの開発とその有効性検証を行う。また、これらをシステムに統合し、システムの拡充と普及を図る。
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研究実績の概要 |
令和5年度は、医療事故防止のための「看護職包括型患者安全教育推進システム」の拡充と普及に向けて、次に示す研究を実施した。 1.全国調査により収集したデータを用い、開発した最小限の質問項目13項目からなる「患者安全のための医療事故防止能力自己評価尺度-手術室看護師用-」の信頼性と妥当性を確認した。その結果、開発した尺度は、高い測定精度と内的整合性を備えていること、安定性にやや課題を残すものの、内容的側面、構造的側面、本質的側面、外的側面といった妥当性の複数の証拠を備えていることを示した。 2.全国調査により収集したデータを用い、開発した最小限の質問項目15項目からなる「患者安全のための医療事故防止能力自己評価尺度-ICU看護師用-」の信頼性と妥当性を確認した。その結果、開発した尺度は、内的整合性を備えていること、安定性にやや課題を残すものの、内容的側面、構造的側面、本質的側面、一般化可能性の側面、外的側面といった妥当性の複数の証拠を備えていることを示した。 3.全国調査により収集したデータを用い、開発した最小限の質問項目11項目からなる「患者安全のための医療事故防止能力自己評価尺度-小児看護師用-」の信頼性と妥当性を確認した。その結果、開発した尺度は、高い測定精度と内的整合性を備えていること、安定性にやや課題を残すものの、内容的側面、構造的側面、本質的側面、一般化可能性の側面、外的側面といった妥当性の複数の証拠を備えていることを示した。 以上、開発した3つの尺度を用いた各領域における医療事故防止能力向上を目的とした教育プログラムが有効であることを聞き取り調査により確認できた。今後、開発した尺度を用い、院内教育担当者が医療事故防止能力向上に向け、各領域に適合した教育プログラムを立案できる。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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