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産後PTSDは「筆記表現法」で予防できるか? ~ 指針策定に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 19H03943
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関京都大学

研究代表者

古田 真里枝  京都大学, 医学研究科, 教授 (20390312)

研究分担者 近藤 祥子  京都大学, 医学研究科, 講師 (40423248)
十一 元三  京都大学, 医学研究科, 教授 (50303764)
山田 重人  京都大学, 医学研究科, 教授 (80432384)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2021年度)
配分額 *注記
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
キーワード産後PTSD / 筆記表現法 / RCT / 疫学研究
研究開始時の研究の概要

近年、産後PTSDはグローバルに増加の一途を辿っており、実効性の高い予防法確立は急務である。本研究の目的は、産後PTSDを効果的に予防するための指針を確立することである。具体的には①本邦における産後PTSD予防に対する筆記表現法の有効性・安全性を評価すること、②その結果をこれまで蓄積された世界の質の高いエビデンスと統合することに取り組む。本研究により国民性を加味した周産期メンタルヘルス支援が可能となり 、更に本研究を基礎資料として多様な国際社会における介入効果の比較検討から、世界の母子保健支援研究へと発展させていく包括的な研究を計画している。

研究実績の概要

近年、周産期メンタルヘルスの問題が表面化している。本研究の目的は、本邦における産後の心的外傷ストレス障害(Posttraumatic stress disorder:PTSD)の予防指針確立に向けて、心理的対処療法の一つである筆記表現法の有効性・安全性をランダム化比較試験(Randmised Contrial Trials:RCTs) で検証し、さらにその結果を、システマティックレビューを用いで世界の質の高いエビデンスと統合することであった。2019年(初年度)においては、産後PTSD予防に対する筆記療法の有効性と安全性の検証に向けたRCTのプロトコルを作成し、2020年には、関西地区の出産施設においてRCTを開始した。しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当初予定していた多施設でのデータ収集が困難となった。さらに現時点では今後のデータ収集の予定の目処がたたず、再開を待つことによりこれまでに収集したデータと、再開後のデータに影響する条件等が変わることが考えられる事から、現時点で収集できている結果をもとに分析を開始した。現在は、分析の最終段階にある。さらに、昨年度より、当該分野の専門家である英国ならびにスイスの研究協力者と共に、産後PTSD予防に対する心理療法の有効性と安全性に対するエビデンス構築に向けたシステマティックレビューのプロトコルを作成し、レビューに着手した。当初、予定していた国際学会での発表はコロナ禍において延期となり発表には至っていないが、これらの研究成果は、今後、学術誌や学会を通じ広く公表する予定である。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (2件)

  • [国際共同研究] King's College London/City, University of London(英国)

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [国際共同研究] University of Lausanne(スイス)

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-12-27  

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