研究課題/領域番号 |
19H03952
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
五十嵐 ゆかり 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30363849)
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研究分担者 |
明石 純一 筑波大学, 人文社会系, 教授 (30400617)
岡 美雪 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40824199)
下田 佳奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70803774)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 外国人 / 周産期 / 異文化看護 / 教育プログラム / ダイバーシティ / 多文化共生 / 外国人医療 / プログラム開発 / 評価 |
研究開始時の研究の概要 |
外国人への医療提供において、言語の違いによるコミュニションの障壁などの課題から、さまざまなトラブルが起こっており、長年解決には至っていない。そのため本研究は、外国人医療における課題解決を支援し医療の質の向上を目指すことを目的とした医療者向け教育プログラム「ダイバーシティフレンドリーヘルスケアプログラム」を作成する。特に産科領域におけるトラブルが多いため、まずは産科領域の医療者に提供し、その効果を評価する。
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研究成果の概要 |
周産期医療での外国人医療を向上させるため「ダイバーシティフレンドリーヘルスプログラム」を開発した。プログラムは2つのパートで構成され、第1パートは6つの講義、第2パートは5つの事例問題とフィードバックとした。効果的な教育方法を探索のため、冊子群とe-learning群の2群で評価した。参加者は、冊子群11施設 (n=63)、e-learning群11施設(n=64)であった。両群ともにプログラム直後に得点が上昇し、3か月後の得点はわずかな減少であったことから、知識の定着に効果があったと言える。また、学習方法は冊子よりもe-learningが効果的な傾向であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国人へのケアを向上させるための周産期領域のスタッフに向けた「ダイバーシティ フレンドリーヘルスケアプログラム」という教育プログラムを冊子とe-learningで作成したが、プログラムを受けることで医療者の文化的能力、異文化間能力、コミュニケーションスキルに変化があり、効果があるという傾向がみられた。また学習方法は冊子よりe-learningの方が、効果が高い傾向であった。本プログラムは、特に外国人の受診が増加している病院の新人研修あるいは継続研修などで使用できる可能性があるため、さらに内容を精選し、それぞれの施設にあった使用方法を提案していく予定である。
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