研究課題/領域番号 |
19H03955
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
酒井 郁子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (10197767)
|
研究分担者 |
山本 武志 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (00364167)
西垣 昌和 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (20466741)
保田 江美 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (20803258)
深堀 浩樹 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (30381916)
友滝 愛 東海大学, 医学部, 特任講師 (50621835)
松岡 千代 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (80321256)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | EBP / 実装 / リーダーシップ / 回復期リハビリテーション病棟 / 教育介入 / 回復期リハビリテーション / プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟の推進リーダーを対象としたEBP実装推進教育介入プログラムを開発しその効果を検証することである。研究仮説として①EBP実装を推進する教育介入は病棟師長・主任のEBP推進リーダーシップを向上させる。②病棟師長・主任のEBPリーダーシップの向上は病棟看護師のEBP実践を改善する。③病棟看護師のEBP実践の改善は、高齢者ケアの質を向上させ、病棟の患者アウトカムを改善する、を設定し、stepped wedge cluster randomized testデザインを用いて検証するとともに、EBP実装プロセスの詳細な検証を同時に行う。
|
研究実績の概要 |
本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟において看護師長及び主任を対象とした根拠に基づく実践(EBP)を促進する実装推進教育介入プログラムを開発し、その効果を検証することである。主要評価項目であるImplementation Leadership Scaleの日本版を開発とともに、EBP実践を促進するプロセスを示すIOWAモデルに基づき教育介入プログラムを開発した。教育介入プログラムはEBPスキルトレーニング(Unit1)とEBPリーダシップスキルトレーニング(Unit2)からなる。今年度は効果検証としてRandomized Controlled Trialを実施するため、日本の回復期リハビリテーション病棟を対象に1269通の依頼文書を発送し、74施設から同意が得られた(応諾率5.8%)。同意の得られた74施設の回復期リハビリテーション病棟をランダム割付し、最終的に介入群31病棟、対照群30病棟が調査に参加した。効果評価は質問紙調査により介入前の基礎調査(T0)、T0から約2か月後(T1)、約7か月後(T2)、T2から約6か月後(T3)に実施し、教育介入はT1後にUnit1を介入群・対照群、T2後にUnit2を介入群のみが受けた。結果として、主要評価項目である介入群の看護師長のILSスコアの上昇がみられ、本研究で開発した教育介入プログラムがEBPの実装を推進する看護師長のリーダーシップスキルを向上させることを明らかにした。一方で、EBPに対する組織の準備性を示す指標は介入群と対照群で差はみられなかった。本研究では、新型コロナウイルス感染症への対応が継続していた中であったため業務負担を懸念した研究への不参加があったこと、追跡調査での脱落がありT3調査では回答が両群の回答者が10以下であり、サンプル数の少なさが課題となった。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|