研究課題/領域番号 |
19H03968
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
岸 恵美子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80310217)
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研究分担者 |
浜崎 優子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (00454231)
小長谷 百絵 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (10269293)
野尻 由香 国際医療福祉大学, 大学院, 准教授 (10407968)
川北 稔 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (30397492)
吉岡 幸子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838)
今村 晴彦 長野県立大学, 健康栄養科学研究科, 准教授 (40567393)
望月 由紀子 東邦大学, 看護学部, 准教授 (70440253)
坂本 美佐子 東邦大学, 看護学部, 講師 (80807280)
渡辺 昌子 東邦大学, 看護学部, 助教 (90405613)
下園 美保子 大和大学, 保健医療学部, 教授 (90632638)
上地 賢 東邦大学, 健康科学部, 講師 (90802520)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | セルフ・ネグレクト / 予防的介入 / 重度化防止 / 社会的孤立 / プログラム開発 / 若年者 / 高齢者虐待 / 孤立 / 重症化防止 / 介入プログラム / 介入 / 障害者虐待 / 障害福祉 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、セルフ・ネグレクトへの予防的介入と重度化防止という2つの観点から包括的ケアシステムモデルを構築することであり、これまで研究者が明らかにした、セルフ・ネグレクト高齢者および若年者の早期発見・介入アセスメントツールをもとに、包括的ケアシステムモデルを構築し、セルフ・ネグレクトによる社会的孤立・孤立死を防ぐことに貢献するものである。具体的には、①若年のセルフ・ネグレクトのリスク者の実態把握、②若年のセルフ・ネグレクトへの予防的介入プログラムの開発、③高齢のセルフ・ネグレクトへの重度化防止プログラムの開発を行い、プログラムの評価と効果的な包括的ケアシステムモデルを構築する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、セルフ・ネグレクトの「予防的介入プログラム」および「重度化防止プログラム」を開発し包括的ケアシステムモデルを構築することである。 まず若年のセルフ・ネグレクトを把握するために全国の市町村障害福祉課を対象に障害者虐待およびセルフ・ネグレクトに関する質問紙調査を実施した。次に高齢のセルフ・ネグレクトの早期発見および重症度を測定するツールを開発するために、全国の地域包括支援センターを対象に質問紙調査を実施した。さらに高齢及び若年のセルフ・ネグレクトの支援者と当事者のインタビュー調査を実施し、結果を総合してセルフ・ネグレクトのアセスメント・介入ツールを精錬させプログラムの検討をした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、若年から高齢のセルフ・ネグレクトへの移行を防止する「予防的介入プログラム」および高齢のセルフ・ネグレクトの重度化を防止する「重度化防止プログラム」を開発するための基礎調査を行い、セルフ・ネグレクトへの予防的介入と重度化防止という2つの観点から、地域共生およびコミュニティの再生を目指した包括的ケアシステムモデルを構築することである。 本研究の学術的意義は、セルフ・ネグレクト高齢者および若年者の実態と特性、早期発見・介入アセスメントツールをもとに、包括的ケアシステムモデルを構築し、セルフ・ネグレクトの早期発見・早期介入により社会的孤立・孤立死を防ぐことに貢献するものである。
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