研究課題/領域番号 |
19H03972
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 東京大学 (2022) 国立保健医療科学院 (2019-2021) |
研究代表者 |
吉岡 京子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00708951)
|
研究分担者 |
塩見 美抄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10362766)
藤井 仁 目白大学, 看護学部, 准教授 (10512361)
真山 達志 同志社大学, 政策学部, 教授 (50199915)
片山 貴文 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60268068)
細谷 紀子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (60334182)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 保健師 / 施策化 / 教育プログラム / 保健医療福祉計画 / 保健福祉計画策定 / 保健医療福祉計画策定 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は4年間計画で実施する。2019年度は、公衆衛生看護学と行政学分野の知見を統合し、保健医療福祉計画策定に必要な保健師の施策化能力を全国調査により解明する。2020年度以降は全国調査の知見に基づき教育プログラムを開発すると共に、その妥当性と効果を検証する予定である。
|
研究成果の概要 |
行政に働く保健師は、日常業務を通じて住民ニーズを把握している。把握したニーズは、保健医療福祉計画の策定に活用する必要がある。しかし、実際には日常業務に追われており、その役割を十分に果たせていない。また先行研究では、計画策定に必要な保健師の実践能力の解明はほとんど進んでいないため、依然として保健師個人の力量に依拠している。そこで本研究では、全国調査とその結果に基づき、計画策定の実践知を効率的に学習できる学際的な現任教育プログラムを開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地方自治体の保健医療福祉計画は、住民ニーズを満たす十分なサービス供給を行うために不可欠である。行政保健師はその策定に参画しているが、定期的な人事異動と分散配置されており、全国調査の結果から現任教育の機会が乏しいことが明らかになった。また新型コロナウイルス感染症に対応するため、行政保健師は多忙を極め、対面研修は全て中止された。そこで日本全国の保健師が、住民ニーズに基づく計画策定を進める際の基礎的知識・技術を効率的・効果的に学習できるようにするため、学際的WEB教育プログラムを開発した。本教育プログラムは、受講前後で参加者の計画策定に関する知識・技術の向上が確認され、一定の効果が認められた。
|