研究課題/領域番号 |
19H04097
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
阿多 信吾 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30326251)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 運用自動化 / 異常検知 / プログラマブル基盤 / トラヒック計測と分析 / 運用管理技術 / 機械学習 / 機器種別同定 / ネットワーク運用管理 / 自動化 / トラヒック分析 / プログラマブル / 機器自動識別 / オペレーション / SDN / 可視化 / 機器同定 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、人工知能(AI)を用いた情報インフラの運用自動化について、これまで画一的な手法により解決しよう考えられていた状態把握、判断、および制御に関し、新たに「気づき」から「確信」へのプロセスを導入し、それらを個別に最適化を行うことで、人手による運用管理と同様に高い確度の情報に裏付けられた信頼性の高いオペレーションを実現する、新しい運用管理アーキテクチャを提唱し、その要素技術に関する研究開発を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では、人工知能を用いた情報インフラの運用自動化について、これまでは考えられていない「気づき」から「確信」へのプロセスを取り入れ、人手による運用管理と同様に高い確度の情報に裏付けられた信頼性の高いオペレーションを実現するアーキテクチャを提唱し、その要素技術に関する研究開発を行った。確信のための機器同定精度向上手法、ネットワークスイッチ情報からの気づき検出手法、学習データの逐次蓄積による学習ベース異常検知手法、についてそれぞれ提案、実装ほか、大阪市立大学キャンパスネットワーク上でプログラマブル基盤を用いた導入を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複雑化する情報インフラの運用自動化は、これまで高度な専門的知識を有する技術者の経験に基づいて行われていた情報システムの運用管理の負担を軽減するだけではなく、今後ますます重要となる情報セキュリティへの対応コストを大幅に削減できる可能性があり、我が国のみならず世界的な情報セキュリティレベルの向上に大きく寄与するものと考えられる。本研究成果は、より確実なオペレーションを安全に実施するための確度の高い情報収集・分析・処理技術であり、情報インフラの自動化に大きく貢献できる。
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