研究課題/領域番号 |
19H04112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
矢野 昌平 長岡工業高等専門学校, 電気電子システム工学科, 教授 (90332006)
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研究分担者 |
南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (40553235)
児玉 直樹 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (50383146)
和田 安弘 長岡技術科学大学, 工学研究科, 理事・副学長 (70293248)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | バイオメトリクス / 耳音響認証 / 特徴量 / バイオメトリクス認証 / 人工知能 / MRI / 核磁気共鳴画像法 / 外耳道形状類似度 / 被験者間音響特性類似度 / 3DMRI / 外耳道音響特性 / デープラーニング / 音響インパルス応答 / 機械学習 / インパルス応答 |
研究開始時の研究の概要 |
耳音響認証は、耳穴の反射音特性(耳音響特徴量)を用いて常時認証を行う画期的な認証である。しかし新しいバイオメトリクス手法であるため、人それぞれに異なる原因についての研究は不十分である。人それぞれに異なる原因は外耳道の形状によるものか、鼓膜より先の体内を含めた音響特性に由来するのかの解明を、高解像な3Dの磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging : MRI)を用いて、外耳道形状および鼓膜より深部となる、体内器官形状を計測し耳穴からの音響特徴量との関係を見出しバイオメトリクス起源の解明を行う。
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研究成果の概要 |
情報化社会における新しいトラスト(信頼性)を確保する個人認証方法である耳音響認証を提案している。国内特許および米国国際特許を取得するに至った。耳音響認証手法において、個人認証の特徴量である耳音響特性に、個人での差異が発生するメカニズムについては検討を行った。3DMRIおよび外耳道形状スキャナーにより撮影しその形状における差異と耳音響認証の特徴量との関係を実験的に検討を行った。これにより耳音響認証の起源の解明を目指した。研究の結果、耳音響認証において個人識別のキーとなる特徴量として、外耳道形状によるものが大きいことが分かった。この成果は、論文投稿し国際的に発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電子決済や電子認証等、インターネットを通じて買い物や資産の管理が行われている。顔の見えないネット社会において信頼性(トラスト)を確保する手段には、生体認証が必須となると考えられる。本研究成果はイヤホンを耳に付けることで、本人認証を行う画期的な耳音響認証技術である。耳音響認証の社会実装に向け、個人毎に音響的な差異を発生させるメカニズムについてMRIや外耳道形状スキャナ等を用いて解明を試みた。 研究の結果、外耳道形状の異なりにより耳音響認証の特徴量である音響特性に個人毎の差異が発生する可能性が高いことが分かった。これらの研究成果は論文投稿し国際的に発表を行った。
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