研究課題/領域番号 |
19H04132
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
下馬場 朋禄 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (20360563)
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研究分担者 |
伊藤 智義 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (20241862)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | ホログラフィ / 3次元画像 / ホログラム / 信号処理 / 高速計算 / 深層学習 / ホログラフィックディスプレイ / スパース信号処理 / 3次元ディスプレイ / 3次元ディスプレイ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題は,次々世代のディスプレイ技術と期待されているホログラフィック3次元ディスプレイで課題となっている,(1) ホログラム計算の高速化,(2) より簡易な光学システムの実現,(3) 高画質な再生像を得ることができるホログラム最適化技術,について研究開発を行う. ホログラム計算の高速化については,スパース性に着目した超高速なアルゴリズムの開発を行う.そのアルゴリズムをハードウェア実装することことで,トータルで従来に比べ三桁の飛躍的な高速化を目指す.
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研究成果の概要 |
本研究課題は,次々世代のディスプレイ技術と期待されているホログラフィック3次元ディスプレイで課題となっている,(1) ホログラム計算の高速化,(2) より簡易な光学システムの実現,(3) 高画質な再生像を得ることができるホログラム最適化技術,について研究開発を行った.(1)に関して,スパース点拡がり関数をを使用したホログラム計算を提案した.(2)については特殊な光学素子を用いた技術を提案した.(3)は,深層学習およびバイナリ振幅法に開発を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はホログラフィを利用した3次元ディスプレイに関する研究を行った.この方式の3次元ディスプレイは,他の方式とは異なり,人の知覚特性をすべて満たすため,自然な三次元映像を提示できる.例えば,近年,メタバースなどが注目を集めたが,このような空間を認識するためには,自然な3次元映像提示システムが必要であ理,ホログラフィは最も理にかなったものである.本研究で開発した技術は,この方式の要素技術になり得るものである.
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