研究課題/領域番号 |
19H04140
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
上瀧 剛 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (20582935)
|
研究分担者 |
白井 啓一郎 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (00447723)
京地 清介 工学院大学, 情報学部(情報工学部), 准教授 (70634616)
松井 勇佑 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80780676)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | バイナリハッシング / アダマール行列 / Perfect-Code / クロスモーダル / 複素アダマール / 四元数 / Perfect Code / Quasi-Perfect-code / 画像検索 / Perfect-code / クロスモーダル検索 / アダマール系列 / ハッシング |
研究開始時の研究の概要 |
SNSの普及により増大するマルチメディアデータのデータ圧縮/検索の効率化の手段としてアダマール行列を用いたバイナリハッシングが知られている。アダマール行列を構成する系列は、Perfect-codeと呼ばれる理想系列の一部であり、本研究ではアダマール行列以外のPerfect-codeをバイナリハッシングで活用することで更なる性能改善を目指す。
|
研究成果の概要 |
SNSの普及により増大するマルチメディアデータ(画像・テキスト・動画)のデータ圧縮/検索の効率化の手段としてバイナリハッシングが注目されている。これまで申請者らはアダマール符号列を用いたハッシング法を考案し、その有効性を示してきた。これに対して、本研究ではより分離性の高いPerfect-Codeを用いたハッシングおよび複素数・4元数への拡張を行った。実際にWikiとMNISTを用いた評価実験において、提案する手法が従来のHC-SDHに比べてmAPが優位に向上できることを確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでPerfect-codeをバイナリハッシングに利用する試みはこれまでなく学術的な新規性がある。さらにそれが情報検索精度の向上に役立つことを示すことができた。また、これらの手法が複素数・4元数へ拡張できること、および性能改善につながることを示せたことは意義が高いと考える。
|