研究課題/領域番号 |
19H04225
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
内田 広夫 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40275699)
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研究分担者 |
石丸 哲也 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 外科, 医長 (00633629)
出家 亨一 北里大学, 医学部, 助教 (00845109)
森 健策 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (10293664)
城田 千代栄 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (20378194)
田井中 貴久 東邦大学, 医学部, 臨床准教授 (30378195)
藤原 道隆 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院教授 (70378222)
檜 顕成 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (90383257)
田中 裕次郎 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90382928)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 内視鏡外科手術 / 小児 / シミュレータ / 食道閉鎖症 / 十二指腸閉鎖症 / 先天性胆道拡張症 / AI / 鉗子の動き / off the job training / 機械学習 / 小児内視鏡手術 / 低侵襲手術 / 熟達度判定 / on the job training / 内視鏡手術 / 手術手技解析 |
研究開始時の研究の概要 |
小児は手術後も成長発達するため、その成長発達を阻害しない低侵襲手術が望まれている。新生児や乳児の内視鏡手術は小さなworking spaceの中で、脆弱な組織を丁寧に処理しながら、複雑な手技を完遂させなければならないが、患者数が少ないことから、手術手技をon the job trainingとして学びつつ、手術を行っている現状がある。これを防ぐためにoff the job trainingを充実させることが急務である。練習時の手術手技をリアルタイムに画像解析するシステムを作成し、早く上手になる練習プログラムを確立すると同時に実際の手術時の手技評価もできる画像解析プログラムを作り上げる。
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研究成果の概要 |
新生児や乳児の内視鏡手術は脆弱な組織を丁寧に処理しながら、複雑な手技を完遂させなければならないが、患者数が少ないことから、off the job trainingを充実させることが急務である。小児外科医を対象として、我々が作成した、食道閉鎖症、十二指腸閉鎖症、先天性胆道拡張症根治術のシミュレータを用いたoff the job trainingセミナーを3回開催し、90名以上の小児外科医が参加した。参加したすべての小児外科医が、シミュレータを用いた練習は有意義で今後も行うべきと述べた。鉗子の動きの3次元解析を完成させ、食道閉鎖症シミュレータでの手技の上手さをAI画像解析で判定できるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新生児や乳児の内視鏡手術は脆弱な組織を丁寧に処理しながら、複雑な手技を完遂させなければならないが、患者数が少ないことから、off the job trainingを充実させることが急務である。我々が作成した、食道閉鎖症などのシミュレータを用いたoff the job trainingセミナーを3回開催し、90名以上の小児外科医が参加し、参加したすべての小児外科医がシミュレータの有用性を指摘した。シミュレータ上での手術操作を3次元解析し、手技の上手さをAI画像解析で判定できるようになったため、今後はより効果的なoff the job trainingが行えるようになった。
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