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アグリビジネス能力向上によるアフリカ農村部の包摂的開発可能性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19H04359
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関立命館大学 (2020-2022)
新潟県立大学 (2019)

研究代表者

渡邉 松男  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70582469)

研究分担者 黒川 基裕  高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (30363774)
伊藤 真一  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (40386389)
高橋 与志  広島大学, 人間社会科学研究科(国), 教授 (80325208)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワード農村工業化 / 非食材農産品 / デザイン人材育成 / アグリビジネス / マーケティング / 市場性分析 / 小規模農家の輸出可能性 / 包摂的成長 / アフリカ / ガーナ / 包摂的発展 / 中小規模農民 / 農民組織化 / ビジネス能力向上 / テストマーケティング / グローバル・バリューチェーン / ビジネス能力 / 包摂的開発 / 非食品消費財
研究開始時の研究の概要

本研究は、ガーナにおける農村ベースの工業化を含む中小規模農民のアグリビジネスの現状と可能性を把握し、成長から疎外されてきた農村部の持続的発展の方途を検討する。特に農民の組織化、マーケティングや経営管理等ビジネス能力向上に注目する。また創造的挑戦として、テストマーケティングによる非食品工芸の価値創造の方途を検討する。
従来の政府、ドナー、外資による支援において、何が成否を分けたのか。支援の確度を高めるための要件は何か。グローバル・バリューチェーンへの参加に必須の生産組織化の要件とは何か。非食品消費財という多様な価値創造を実現するための要件は何か。本研究はこれらの問題に答えようとする。

研究成果の概要

非食材農産品の価値向上について、ガーナ国内3大学にてワークショップ及びリモートでパッケージデザインコンテストを実施し、デザイン人材の育成状況を測定した。当該コンテストのデザインを採用した地場素材Saweのパッケージ、サンプル品を試作し、テストマーケティングを実施する目処を立てた。また地場素材ラフィア材を用いた家具工芸品の試作品製作により、ガーナ国内での見本市に参加する目処を立てた。
またJICA生産管理支援の効果を検証し、成果を国際開発学会で報告する。ガーナ産コメを用いた米粉製麺の可能性調査を実施し、製麺に適した品種の特定と試作品によるテストマーケティングの目処を立てた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、農村ベースの工業化を含む中小規模農民のアグリビジネスの現状と可能性を把握し、資源ブームによる成長から疎外されてきた農村部の持続的発展の方途を示すことにあった。農業部門の拡張から段階的に成熟する農村工業と所得向上を念頭に、農業工業化で欠落していた組織化、マーケティングや経営管理等ビジネス能力向上を通じ、国内および近隣国市場の獲得、非食品産業の開発、グローバル・バリューチェーンへの参加を可能にする生産の組織化の方途とそれらへの支援のあり方を検討するものである。またテストマーケティングによる実験を通じて非食品工芸の価値創造の方途を提示することも射程にある。

報告書

(4件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (2件)

  • [国際共同研究] クマシ工科大学/タコラディ工科大学/ウィンネバ教育大学(ガーナ)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [国際共同研究] クマシ工科大学/タコラディ工科大学/ウィンネバ教育大学(ガーナ)

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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