研究課題/領域番号 |
19H04382
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
和田 崇 県立広島大学, 地域創生学部, 教授 (20511091)
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研究分担者 |
渡邊 瑛季 宇都宮共和大学, シティライフ学部, 講師 (30845558)
呉羽 正昭 筑波大学, 生命環境系, 教授 (50263918)
小島 大輔 大阪成蹊大学, 経営学部, 准教授 (80551770)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スポーツ / イベント / レガシー / 政策 / 市民 / 競技文化 / 競技施設 / ボランティア / アジア政策 / 競技力 / 選手育成 / 都市戦略 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の地方都市で開催された大規模スポーツイベントのレガシー効果を検証し,今後の地域スポーツイベントの開催戦略を提起する。具体的に,国際スピードスケート大会を断続的に開催する北海道帯広市,1992年アジア競技大会開催都市・広島市,1995年夏季ユニバーシアード開催都市・福岡市,1998年オリンピック・パラリンピック開催都市・長野市を対象とする詳細な事例調査を通じて,各スポーツイベントおよびそれにかかわる施設整備等のレガシー効果を詳細に把握し,それらを比較考察したうえで,日本の地方都市における大規模スポーツイベントの開催戦略について検討,提起する。
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研究成果の概要 |
本研究では,日本の地方都市で開催された国際スポーツイベントが開催都市に残したレガシーを検証した。1994広島アジア競技大会と1995福岡ユニバーシアード大会,1998長野冬季五輪,帯広市の国際スピードスケート大会の分析を通じて,イベントレガシーはスポーツ領域と非スポーツ領域の両方でローカルからナショナル,グローバルまでのスケールで創出され,20年以上も存続するものがあることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は日本の地理学におけるスポーツ研究の確立・発展に貢献するとともに,学際的に推進されている国際スポーツイベントのレガシー研究の充実にも資するものである。また,2020東京五輪の開催をめぐる社会動向やそれらに関する議論を踏まえて,国際スポーツイベントの開催意義や招致方法に対する社会的関心が高まる中で,本研究の成果はそれらのあり方を検討するための枠組や国際スポーツイベントの成果を検証する際の考え方を提示できた。
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