研究課題/領域番号 |
19H04416
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
渡辺 健太郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 上級主任研究員 (10635808)
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研究分担者 |
木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
竹中 毅 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (70396802)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | デジタル化 / サービスシステム / 社会的影響 / サービスイノベーション / デザイン |
研究開始時の研究の概要 |
デジタル技術を活用した、サービス分野におけるイノベーションに対する期待に対し、社会的悪影響に対する懸念も根強い。社会に対し責任あるイノベーションを実現するためには、多様な利害関係者への長期的な影響に配慮し、デジタル技術とその活用方法を、サービス全体のあり方を含めデザインしていくことが必要である。そこで本研究では、社会への長期的・多面的な影響を考慮した、デジタル技術を活用したサービスシステムのデザイン手法の開発を行う。
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研究成果の概要 |
デジタル技術の普及に伴い、その利用がもたらす社会的悪影響に対する懸念が広がる中、本研究では社会への多面的な影響を考慮した、デジタル技術を活用したサービスシステム(以降DSS)のデザイン手法・方法論の開発を行った。本研究を通じ、DSSの構成要素を表現するモデリング手法と同手法を用いた関係者参加型でデザインする方法論、並びにその影響評価の手法を開発した。また、複数のデザイン事例を通じて有効性の検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工知能やソーシャルロボット等、デジタル技術に対する社会的悪影響の懸念が強まる中、技術開発・社会実装に対する規範・原則の提言にとどまらず、具体的な開発・実装の方法論の必要性が叫ばれている。本研究を通じて、多様な価値を考慮した上でデジタル技術とその使い方、価値創出の仕組み全体をデザインする方法論を提示したことは、デザイン学・サービス工学・情報学等への学術的貢献はもとより、社会的にも有益であると考える。
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