研究課題/領域番号 |
19H04417
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
宇津呂 武仁 筑波大学, システム情報系, 教授 (90263433)
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研究分担者 |
吉岡 真治 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (40290879)
乾 孝司 筑波大学, システム情報系, 准教授 (60397031)
亀田 能成 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70283637)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 学術用語解説ウェブページ / 解説型ウェブページ / 深層学習 / ページ推薦 / 手順・ノウハウ解説 / 解説型ウェブ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,特定の物事,概念,出来事,手順等の解説を掲載し,その内容を分かり易く伝える「解説型ウェブページ」において,特に,図解等の視覚効果を多く含む(i)理数系学術用語解説,および,(ii)手順やノウハウの解説,の分かり易さと見易さの因子を特定する.そして,「解説型ウェブページ」の分かり易さと見易さを自動評定するとともに評定結果の理由を提示するシステムを開発する.さらに,大まかな概念が知りたい・詳細な解説が欲しい,等の閲覧者のプロファイリング結果に応じ,各閲覧者に最も適したページを推薦するシステムを開発する.
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研究成果の概要 |
本研究では,特定の物事,概念,出来事,手順等の解説を掲載しその内容を分かり易く伝えるウェブページを「解説型ウェブページ」と呼ぶ.本研究では特に,図解等の視覚効果を多く含む「解説型ウェブページ」である理数系学術用語解説ページを代表例として,分かり易さと見易さの因子を特定した.そして,「解説型ウェブページ」を自動評定するとともに評定結果の理由を提示するシステムを開発した.さらに,習熟者・初心者,大まかな概念が知りたい・詳細な解説が欲しい,等を考慮して「解説型ウェブページ」を推薦するシステムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,用語解説ウェブページの分かり易さ・見易さを評定する際の因子となる特徴量についてその分析結果を示している.また,本研究では,「解説型ウェブページ」を自動評定するとともに評定結果の理由が提示できることを示している.これらの成果により,ウェブ学習者の視点では,ウェブ検索を用いた学術用語学習における学習効率の改善につながる.また,「解説型ウェブページ」開発者の視点では,評定結果の理由を知ることができ,より容易にページを改善することが可能となる.以上の点で,本研究の学術的・社会的意義は大きい.
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