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低分子・高分子・ナノ医薬品の脳部位特異的送達システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19H04468
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分90120:生体材料学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

近藤 昌夫  大阪大学, 薬学研究科, 教授 (50309697)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2020年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
キーワード脳内薬物送達 / 血液脳関門
研究開始時の研究の概要

世界規模で高齢化が進展し、2050年には高齢者人口が14億人を超えると予想されている。高齢化に伴い中枢神経疾患(CNS)の発症率が指数関数的に増加することから、製薬企業はCNS薬開発に鎬を削っているものの、脳内薬物送達技術の開発は立ち遅れており、未だCNS薬の治験成功率は最低の値を示している。本研究では、多種多様な革新的医薬品を効率的かつ安全に脳内に送達する技術の確立を目指す。

研究成果の概要

高齢化に伴い中枢神経疾患(CNS)の発症率が指数関数的に増加することから、国内外を問わず製薬企業はCNS薬開発に鎬を削っていますが、未だCNS薬の治験成功率は最低です。
この理由の一つに、そもそも脳に薬が届かないことがあります。この研究では、脳の中に薬を送達する方法の開発を試み、これまで注目されていなかった新しい方法で脳の中に薬を運べる可能性を見出しました。今後、この可能性を深く調べていく予定です。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回開発した方法は、将来的に色々な薬を脳内に運ぶために利用できます。例えば、低分子、抗体などの高分子に加え、粒子も脳内に運ぶことができるかもしれません。粒子を運ぶことができれば、粒子中の薬をかえることでCNS疾患治療に大きく貢献できると期待されます。65歳を過ぎるとCNS疾患の発症率が急激に増加することから、健康寿命を延ばすにはCNS薬の開発が重要です。この研究成果をさらに磨くことで健康社会に実現に貢献したいと思っています。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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