配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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研究開始時の研究の概要 |
脳出血は, 高血圧と関わりが深い1型脳小血管病と, アルツハイマー病・脳アミロイド血管症に起因する2型脳小血管病に共通する病態である. 齲蝕と脳卒中, 認知症との関係は以前から報告されてきたが, その機序についてはこれまで不明な点が多かった. 近年, 一部の齲蝕原性細菌のみが発現する, コラーゲン結合能を有するCnm蛋白の存在が明らかとなり, Cnm陽性S. mutans保菌者では, 脳微小出血が高頻度に認められることが明らかになった. そこで本研究では, このCnm陽性S. mutansと脳出血発症との関連について, 特にその病態メカニズムの解析を中心に検討する.
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