研究課題/領域番号 |
19J00502
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
笠原 秀範 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 生体恒常性プロジェクト, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 慢性骨髄性白血病 / 微小残存病変 / 次世代シーケンサー |
研究開始時の研究の概要 |
白血病幹細胞活性を持つ微小残存病変(MRD)を検出する技術を創出し,それに基づいて性状を解析することは慢性骨髄性白血病(CML)治療の完結,すなわち化学療法の安全な中止とMRD標的療法の開発,に不可欠である.本研究開発を通じてCML幹細胞活性を持つMRDの生物学的特性の解析と患者ごとに個別化したMRD検出法を開発し,CMLの治療完結のための科学的な判断基準を提供するための基盤技術を確立することが最終的な目的である.
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研究実績の概要 |
初発時の慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia; CML)患者骨髄血から抽出したDNAに対して次世代シーケンサー(Next Generation Sequencing; NGS)で 22番と9番染色体の転座ゲノム切断点であるBreak pointを塩基配列レベルで同定した。Break pointは患者ごとに全く異なり、患者特異性が極めて高い配列であ る。CML治療後の微小残存病変(Minimal Residual Disease; MRD)検出のために最終的にはNGSを用いたが、その値の定量を行うために、PCR(Polymerase Chain Reaction)の中でも絶対定量が可能な手法であるデジタルPCR(dPCR)を用いた。MRDが患者のどの成分の中に含まれているものであるのかを細かく分画化して検索すべく、治療後の患者検体(骨髄血および末梢血)Flow cytometryにて細胞集団ごとにsortingして集め、DNA抽出した。 初発時サンプルに対するNGS解析により、15例の患者のうち14例でBreak pointを塩基レベルで正確に同定できた。dPCRでは、RNSPを用いた解析によりすべての治療後フローサイトソーティングを行った微量サンプルにゲノムが含まれていることを確認できた。また、dPCRでは検出できなかったサンプルでも解析精度の向上が見られた。2回PCRを行うことでBCR/ABL1存在頻度の直接定量ができなかった点についても、検量線サンプルをNGS解析時に加えることで定量可能となった。上記の手法の確立を進めたのち、TKI治療中の7名の患者に関して骨髄血および末梢血それぞれを4分画に細分化した集団から抽出したDNAに対してNGSによるMRD解析、およびその定量化を行ったデータをまとめて論文化した。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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