研究課題/領域番号 |
19J00938
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分64040:自然共生システム関連
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研究機関 | 東京大学 (2020-2021) 東京女子大学 (2019) |
研究代表者 |
寺田 佐恵子 東京大学, 農学生命科学研究科, 特別研究員(PD) (20802292)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アフリカゾウ / 野生生物保全 / 獣害 / 地域開発 / ワシントン条約 / 象牙取引 / 地域住民の認識 / 国際交渉 / 自然環境保全 / 観光 / アフリカ / 地域住民 / 国際世論 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、アフリカ各地で深刻なゾウによる獣害問題を解決するために、ゾウの生態と住民の知識・価値観に基づいた、ゾウの保全と地域開発に貢献する獣害対策手法を住民と共に構築し、その策定プロセスをモデルとして提示することを目的とする。また、国際的な議論や国内政策のどのような要素が、ゾウの保全と地域開発に正又は負の影響を与えているかを階層的に提示することを目指す。この目的を達成するために、アフリカの保護区周辺地域でのゾウの生態、被害、対策、住民の価値観等についての調査を行うと共に、関連国際会議への参加、文献調査等を行う。
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研究実績の概要 |
昨年度に続き、新型コロナ感染症の影響により海外調査困難な状況が継続し、活動に大きな制約が生じた。しかし、昨年度の「今後の研究の推進方策」で述べた通り柔軟に研究計画を見直すことで、一定の研究成果を挙げることができた。まず、研究目的の一点目である「アフリカゾウの保全と地域の発展につながる獣害対策手法の構築」について、当初予定していたゾウの生態調査に基づく獣害発生メカニズムの研究や社会実装のための現地活動を行うことはできなかったものの、住民の知識と価値観に着目した獣害対策については、一昨年度の現地調査の結果を基に、現状と今後に向けた提案を国際学術論文に公表することができた。次に、目的の二点目であった「アフリカゾウの保全と象牙利用に関する国際的な会合での議論と地域住民の知識・意向とのギャップの検証」について、住民の知識・意向についての現地調査が実施できず、定量的な分析には至らなかったものの、これまでのワシントン条約関連会合への継続的な参加で得てきた知見を活かし、アフリカゾウ保全の政策・規制の議論において科学的事実や住民オーナーシップが軽視されやすい現状について警鐘を鳴らすコメントペーパーを国際学術誌に掲載した。また、アフリカの野生動物保全における科学と在来知の統合の重要性について、国際学術会合のテーマセッションで発表した。その他、JSTやNGO主催の一般向けシンポジウムで、研究や科学的助言活動を紹介するアウトリーチ活動を行った。最後に、年度末にガボン・タンザニアの2か国への渡航を実現させ、カウンターパート機関と現地情報の共有と研究計画の見直しを行い、今後の共同研究の継続・発展のための関係者調整を進めることができた。今後、本研究の成果と期間中に構築した共同研究体制を活かし、これらの国々との国際共同研究を進めていく予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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